特許
J-GLOBAL ID:200903031263146369

タイヤ回転検知信号処理方法及びタイヤ回転検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211493
公開番号(公開出願番号):特開平10-260193
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 タイヤの回転の磁気的検知でセンサー出力のレベル変動、ばらつきに拘らず安定して検知を行えるタイヤ回転検知装置とその信号処理方法を提供する。【解決手段】 タイヤの回転に伴う磁界の変化をMI素子18A,18Bで差動検出したセンサー出力が差動増幅回路26から得られる。ホールド回路32,34でセンサー出力のマキシマムとミニマムのホールドが行われ、分圧器38A,38Bでホールド電圧のそれぞれとゼロ電位との間の電圧を所定分圧比で分圧してプラス側とマイナス側のしきい値電圧が設定される。さらに、コンパレータ36A,36Bでセンサー出力をしきい値電圧のそれぞれと比較してセンサー出力のプラスとマイナスのピークに対応した第1と第2のパルス信号が得られ、これでフリップフロップ回路40をセット/リセットして回転検知出力のパルスを得る。
請求項(抜粋):
タイヤのスチールベルトの残留磁化による磁界を外部より磁気センサーで検出して前記タイヤの回転を検知するためのタイヤ回転検知信号処理方法であって、前記磁気センサーの出力のマキシマムホールド及びミニマムホールドを行なう処理と、該処理により得たホールド電圧のそれぞれとゼロ電位近傍の所定電位との間の電圧を所定分圧比で分圧してプラス側とマイナス側のしきい値電圧を設定する処理と、前記磁気センサーの出力を前記プラス側とマイナス側のしきい値電圧のそれぞれと比較して前記磁気センサーの出力のプラスのピークに対応した第1のパルス信号と、マイナスのピークに対応した第2のパルス信号を得る処理と、前記第1と第2のパルス信号のパルスの一方に応じて立上り、他方に応じて立ち下がるパルスをタイヤ回転検知出力として生成する処理を行なうことを特徴とするタイヤ回転検知信号処理方法。
IPC (3件):
G01P 3/487 ,  G01C 22/00 ,  G01R 33/09
FI (3件):
G01P 3/487 F ,  G01C 22/00 E ,  G01R 33/06 R

前のページに戻る