特許

J-GLOBAL ID：200903031266841335

光ファイバ型光フィルタ

発明者： 鈴木 明 ,  植村 康生 ,  林 武弘 ,  村田 則夫
出願人/特許権者： 古河電気工業株式会社 ,  日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 雄一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-322308
公開番号（公開出願番号）：特開平8-179128
出願日： 1994年12月26日
公開日（公表日）： 1996年07月12日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 内部の光フィルタチップに応力が加わらないようにして光損失の変動をなくした光ファイバ型の光フィルタを提供する。【構成】 光ファイバ2を固定する溝4を有する基板3の前記溝4内に少なくとも一対の光ファイバ2の端部同士が所定の間隙7を有して対向して配置され、間隙7に光学膜を有した光フィルタチップ5が配置され、基板3と光ファイバ2および光フィルタチップが接着剤で一体に固着されている光ファイバ型光フィルタであって、少なくとも光フィルタチップ5の上部を含むその近傍が弾性層9で覆われていて、かつ該弾性層9を含めて、接着剤6の外周全体が金属製のパイプ10内に装着され、該接着剤6の外周全体が硬い樹脂からなる保護層11によって固着されている。

請求項（抜粋）：

光ファイバを固定する溝を有する基板の前記溝内に少なくとも一対の光ファイバの端部同士が所定の間隙を有して対向して配置され、前記間隙に光学膜を有した光フィルタチップが配置され、前記基板と前記光ファイバおよび前記光フィルタチップが接着剤で一体に固着されている光ファイバ型光フィルタであって、前記基板と前記光ファイバおよび前記光フィルタチップの接着剤による固着部分のうち少なくとも前記光フィルタチップの上部を含むその近傍が弾性層で覆われていて、かつ前記光フィルタチップの上部を含むその近傍を覆う弾性層を含めて、前記基板と前記光ファイバおよび前記基板と前記光ファイバを一体に固着している接着剤の外周全体が金属製のパイプ内に装着され、前記基板と前記光ファイバおよび前記基板と前記光ファイバを一体に固着している接着剤の外周全体が前記金属製のパイプ内に充填されている前記弾性層よりも弾性率の大きい樹脂からなる保護層によって覆われていることを特徴とする光ファイバ型光フィルタ。