特許
J-GLOBAL ID:200903031274276183

摩擦式トルクリミッタ機構を備えたギアドモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206890
公開番号(公開出願番号):特開平9-056117
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 製品毎の伝達トルクのしきい値のバラツキを無くすことができる摩擦式トルクリミッタ機構を備えたキアドモータを提供する。【解決手段】 キアドモータの摩擦式トルクリミッタ機構は、原動軸13の基部側に一体的に形成された基部側フランジ部13aの面に重ねて嵌めた第1の耐熱滑性の樹脂製ワッシャ32aと、これに一方の側端面を重ねて嵌めた原動歯車14の他方の側端面に対して重ねて嵌めた第2の耐熱滑性の樹脂製ワッシャ32bと、そのワッシャ32bに重ねて嵌めた金属製ワッシャ33と、原動軸13の先端側に巻回され、ワッシャ33を原動歯車14へ弾力的に押し付ける圧縮コイルスプリング34と、スプリング34の圧縮長を長短可変する摩擦調整用ねじ機構40とを有している。ねじ機構40は原動軸13の先端側に形成されたねじ部42とこれに螺合するスプリング留め部材43とから成る。スプリング留め部材43を回すと、コイルスプリング34の圧縮長を可変できるので、弾性押し付け力が調整でき、伝達トルクのしきい値の調整が可能である。
請求項(抜粋):
モータシャフトのトルクを伝達する減速歯車機構のうち前段側の原動軸に空回り可能に軸支された原動歯車と、該原動歯車に噛み合い従動軸に軸支された従動歯車と、前記原動軸側の摩擦部材を前記原動歯車の側端面に従動摩擦面として弾力的に圧接させる弾性手段とを有する摩擦式トルクリミッタ機構を備えたギアドモータにおいて、前記原動軸自身は前記弾性手段の付与すべき弾力値を調整可能の摩擦力調整手段を有して成ることを特徴とする摩擦式トルクリミッタ機構を備えたギアドモータ。

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