特許
J-GLOBAL ID:200903031277211384

浄水用生物接触濾過装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002892
公開番号(公開出願番号):特開平9-187783
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、定常的、非定常的に生物濾層の連続運転を長時間停止する場合でも、簡便、確実に生物濾層を好気的に保ち、連続運転停止直後を含めて常に安定した水質の処理水を得る浄水用生物接触濾過装置の運転方法である。【解決手段】 手順21〜27により、通水の連続運転を停止した際に、通水停止時の原水水温を測定し、該原水水温に基づいて、下記(1)、(2)式により単位濾層当たりの飽和溶存酸素濃度(D(T) )と酸素供給速度(G(T) )から得られる曝気時間(t1)と、前記飽和溶存酸素濃度と酸素利用速度(K1(To) )から得られる曝気停止時間(t2)を算出し、それに基づく曝気時間と曝気停止時間により間欠曝気を行う。 t1=D(T) / G(T) -- (1) t2=D(T) / (K1(To) ×α(T-To)) -- (2)T:通水停止時の原水水温[°C]、To:基準となる原水水温[°C]、α:定数
請求項(抜粋):
浄水用生物接触濾過装置の運転方法において、通水の連続運転を停止した際に、通水停止時の原水水温を測定し、該原水水温に基づいて、下記(1)、(2)式により単位濾層当たりの飽和溶存酸素濃度と酸素供給速度から得られる曝気時間と、前記飽和溶存酸素濃度と酸素利用速度から得られる曝気停止時間を算出し、それに基づく曝気時間と曝気停止時間により間欠曝気を行うことを特徴とする浄水用生物接触濾過装置の運転方法である。 t1 =D(T) / G(T) -- (1) t2 =D(T) / (K1(To) ×α(T-To)) -- (2)但し、 t1 : 曝気時間 (hr) t2 : 曝気停止時間 (hr) K1(To) :基準となる単位濾層当たりの酸素利用速度 [ g/(m3 ・hr) ] G(T) :曝気による単位濾層当たりの酸素供給速度 [ g/(m3 ・hr) ] T :通水停止時の原水水温 (°C) To :基準となる原水水温 (°C) D(T) :通水停止時の単位濾層当たりの飽和溶存酸素濃度 (g/m3 ) α :定数

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