特許
J-GLOBAL ID:200903031277903588

車室内音響制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-268176
公開番号(公開出願番号):特開平5-080790
出願日: 1991年09月21日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 車室外での騒音を増加させることなく、スポーティなエキゾーストノートに溢れた車室内空間が得られるようにした車室内音響制御装置を提供すること。【構成】 点火信号検出器11によりエンジン10の点火信号を検出し、これによりマイクロプロセッサ13に割込みをかけ、正弦波テーブルの検索によりエンジンの回転周期に同期した正弦波信号を作成し、車室内にあるスピーカ17から再生させるようにした。【効果】 エンジンの回転周期に同期して発生する正弦波音は、低いゴロゴロと響くエンジン排気音に特有な低周波成分音として再生され、従って、これを車室内で再生することにより、エンジン排気音に充分に類似した音響を聴かせることができ、外部騒音の低下と、スポーティなエキゾーストノートに溢れた車室内空間の両立が可能になる。
請求項(抜粋):
室内に音響再生手段を備えた自動車において、エンジンの回転周期を検出して所定の周期毎に信号を発生する回転周期検出手段と、正弦波データが書込まれたメモリテーブルと、上記回転周期検出手段の信号に応じて上記メモリテーブルから正弦波データを読出す演算処理手段と、この演算処理手段により読出された正弦波データをアナログ化する変換手段と、この変換手段から出力されるアナログ正弦波信号の高周波数成分を制限するフィルタ手段とを設け、このフィルタ手段の出力を上記音響再生手段に供給して音響再生を行なうように構成したことを特徴とする車室内音響制御装置。
IPC (4件):
G10K 11/16 ,  F01N 1/06 ,  G10K 15/04 302 ,  B60R 11/02

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