特許

J-GLOBAL ID：200903031285915382

冷延めっき鋼板の製造方法

発明者： 片岡 毅晴 ,  杉山 誠司 ,  石松 宏之
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 中前 富士男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-147132
公開番号（公開出願番号）：特開平10-317180
出願日： 1997年05月20日
公開日（公表日）： 1998年12月02日
要約：

【要約】【課題】 鋼板の焼鈍中に生じる有害な反応物の生成を抑制して、表面性状の均一な冷延めっき鋼板を容易に、かつ効率的に生産することのできる冷延めっき鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 冷間圧延して得られる薄肉鋼板11を処理液12に浸漬して表面付着物を除去した後、洗浄液15に浸漬して、これを洗浄鋼板18として、次に洗浄鋼板18を焼鈍処理し、スズ、クロム等のめっき処理を施す冷延めっき鋼板23の製造方法において、洗浄鋼板18に付着する硫酸分付着量及び/又は塩素分付着量を調整して、焼鈍処理における硫酸分及び塩素分と洗浄鋼板18との反応を抑制しめっき処理後に発生する表面欠陥を防止する。

請求項（抜粋）：

冷間圧延して得られる薄肉鋼板を処理液に浸漬して表面付着物を除去した後、洗浄液に浸漬して、これを洗浄鋼板として、次に該洗浄鋼板を焼鈍処理し、スズ、クロム等のめっき処理を施す冷延めっき鋼板の製造方法において、前記洗浄鋼板に付着する硫酸分付着量及び/又は塩素分付着量を調整して、前記焼鈍処理における硫酸分及び塩素分と前記洗浄鋼板との反応を抑制し前記めっき処理後に発生する表面欠陥を防止することを特徴とする冷延めっき鋼板の製造方法。

IPC (3件)：

C23G 1/08 ,  C21D 9/56 101 ,  C25D 5/36

FI (3件)：

C23G 1/08 ,  C21D 9/56 101 Z ,  C25D 5/36