特許
J-GLOBAL ID:200903031288968860

水管ボイラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-231429
公開番号(公開出願番号):特開平6-201101
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 断面アングル形状のヒレの高温酸化や熱応力に起因する亀裂を防止し、且つ送風動力が小さくて済む水管ボイラを提供すること。【構成】 上部管寄せ又は上部胴1と下部管寄せ又は下部胴2とを多数の内側水管3と外側水管4で連通した構造の水管ボイラにおいて、内側水管3の水管壁に設けた開口部10から燃焼ガスの流の下流に向かって所定の長さの燃焼ガス通路5にわたって内側水管3及び外側水管4を断面アングル形状のヒレ13のない水管14とした。これにより、ヒレの高温酸化や熱応力による亀裂を防止し、且つ送風動力の小さなボイラ缶体となる。
請求項(抜粋):
上部管寄せ又は上部胴及び下部管寄せ又は下部胴をともに環状に形成し、該上部管寄せ又は上部胴と下部管寄せ又は下部胴とを多数の内側水管と外側水管で連通し、前記内側水管を密接又はヒレによって連結して環状水管壁として配列すると共に、前記外側水管を密接又はヒレによって連結して環状水管壁として配列し、前記内側水管の水管壁と前記外側水管の水管壁との間に燃焼ガス通路を形成し、該燃焼ガス通路に面した前記内側水管及び前記外側水管のいずれか一方又は双方に断面がアングル形状のヒレを管長手方向に取り付け、前記内側水管の環状水管壁内に燃焼室を形成すると共に、前記内側水管の環状水管壁に開口部を設けて前記燃焼室と前記燃焼ガス通路とを連通させ、前記外側水管の環状水管壁に開口部を設けて前記燃焼ガス通路と煙道とを連通させた構造のボイラにおいて、前記内側水管の列に設けた開口部から燃焼ガスの流の下流に向かって所定の長さの燃焼ガス通路にわたって前記内側水管及び前記外側水管をアングル形状のヒレなし水管としたことを特徴とする水管ボイラ。
IPC (2件):
F22B 21/06 ,  F22B 37/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-178802

前のページに戻る