特許
J-GLOBAL ID:200903031295291336

搬送波再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-005216
公開番号(公開出願番号):特開平8-195780
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 搬送波再生回路に於いて、搬送波周波数オフセットに対し反対方向に電圧制御発振部が追従したことによる、疑似同期の発生の回避を可能とすることにより、PLLのループ帯域を広く設定し、搬送波捕捉範囲を拡大する。【構成】 搬送波再生回路に於いて、搬送波周波数オフセットに対し反対方向に電圧制御発振部18が追従したことによる疑似同期を防止するために、電圧制御発振部18(又はループフィルタ17)の出力値の絶対値レベルが設定されたリミッタ183(又は175)の閾値を越えた際、電圧制御発振部18(又はループフィルタ17)に、閾値を越えた出力値と符号が正負逆の(即ち、正常な方向の)初期オフセット量を代入し、正常な方向に再引き込み動作を行い、疑似同期状態に陥ることを防止する。
請求項(抜粋):
ベースバンド帯のデジタル信号によって搬送波に位相変調を施すことにより得られた変調波から前記搬送波を再生データとして再生する位相同期ループを有する搬送波再生回路において、前記位相同期ループに含まれる電圧制御発振部が、搬送波周波数オフセットに対し正負逆の方向に追従して前記位相同期ループが疑似同期状態になったことを検出する疑似同期状態検出手段と、この疑似同期状態検出手段が前記疑似同期状態を検出した時、前記電圧制御発振部の制御電圧を、強制的に、それまでの制御電圧値と符号が正負逆の初期化電圧値に制御する強制初期化制御手段とを有する搬送波疑似同期防止回路を備え、この搬送波疑似同期防止回路は前記位相同期ループが疑似同期状態に安定することを避けるものであることを特徴とする搬送波再生回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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