特許
J-GLOBAL ID:200903031299691320

砕氷船及びその操船方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-366101
公開番号(公開出願番号):特開2001-180581
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 氷盤上に積雪が存在する海域での、砕氷船の安全な航海と効果的な砕氷を行なうことができる砕氷船及びその操船方法を開発する。【解決手段】 船首部の喫水線17よりも高い位置の船体トリム調整を兼ねた貯水タンク12、その底部に連接した排水機構14、海水汲み上げ用ポンプ11、貯水タンク12に注ぐ注水流路22を備える。排水口13と開閉弁15で排水機構14を構成し、喫水線17より所定距離高く排水口13を設け、その内部に可動式整流板19を備え、放水の流出方向調整と整流をする。排水口13はスリット状とし、船首部平面形状に沿って配設する。貯水タンク12に注水して氷盤3上の積雪8に対して下方に圧力を作用させ、次いで貯水タンク12から海水12aを重力落下で氷盤3上に放水しつつ後進させ、船首が氷盤3上に乗り上げた砕氷船1を氷盤3から離脱後進させる。
請求項(抜粋):
喫水線よりも高い位置であって船首部に備えられた船体のトリム調整を兼ねた貯水タンクと、当該貯水タンクの底部に連接して設けられた排水機構と、海水を汲み上げるためのポンプと、当該ポンプで汲み上げられた海水を前記貯水タンクに注水するための注水流路とが備えられた砕氷船であって、前記排水機構は、排水口及び開閉弁からなり、当該排水口は前記船首部の底部であって喫水線よりも所定の距離だけ高い位置に配設され、且つ、当該排水口には前記貯水タンクの前記海水を、当該排水口から放水する流出方向を調整すると共に、当該海水の放水を整流するための可動式整流板が備えられていることを特徴とする砕氷船。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭64-090894

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