特許
J-GLOBAL ID:200903031304113004

ドアロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046771
公開番号(公開出願番号):特開平8-240050
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 モータがラッチを移動させる駆動を行っているときにドアを素早く開いて電力の供給が停止されても、ラッチの作動不良が生じるのを防止して、ロック作動ができなくなることを防止でき、かつ、故障時用レバーやトリムのカバーの廃止を可能として、コストダウンや、レバー交換の手間を省くことを可能とすること。【構成】 ラッチ3を駆動させるクローズレバー8を第1レバー81と第2レバー82とに分割して同軸に設け、第2レバー82を第1レバー81と係合解除可能に構成し、ドアハンドルの開操作で第1レバー81との係合が外れるまで押し上げるリリースレバー6を設けた。
請求項(抜粋):
車体に固定されたストライカと係合可能なラッチがスライドドアの内部に回動可能に取り付けられ、前記ラッチには、ドアハンドルの開操作をラッチに伝達してラッチとストライカとの係合を解除する開操作伝達機構が連結され、前記ラッチの近傍位置には、アクチュエータの駆動力が入力される入力部と、前記ラッチと係合可能なラッチ係合部とを備えて、アクチュエータにより回動されてラッチ係合部がハーフロック状態のラッチと係合してラッチをフルロック位置まで回動させる駆動部材が設けられ、前記アクチュエータの駆動を制御する駆動制御回路が設けられ、この駆動制御回路は、スライドドアを閉じると車体側の電源と接続されて起動し、かつ、ハーフロック検出手段によりハーフロック状態を検出したら駆動部材がラッチをフルロック位置に回動させる方向にアクチュエータを駆動させ、その後、フルロック検出手段によりフルロック状態を検出したら駆動部材がラッチと係合しないニュートラル位置に戻るまでアクチュエータを逆転駆動させるよう構成されているドアロック装置において、前記駆動部材は、前記ラッチ係合部を備えた第1レバーと、前記入力部を備えた第2レバーとを上下に重ねた状態で回動軸を中心に同軸で回動可能に軸支して構成され、両レバーの間には、両者を回動方向で係合させるレバー係合部が設けられ、前記第1レバーは、前記ニュートラル位置方向に第1付勢手段により回動付勢され、前記第2レバーは、前記レバー係合部による第1レバーとの係合が外れるまで回動軸に対して第1レバーから離反する方向に移動可能に支持されている一方、第1レバーに当接あるいは近接する方向に第2付勢手段により付勢され、前記開操作伝達機構の途中に、開操作力により前記第2付勢手段の付勢力に抗して第2レバーをレバー係合部と第1レバーとの係合が外れるまで移動させる係合解除レバーが設けられていることを特徴とするドアロック装置。
IPC (3件):
E05B 65/20 ,  B60J 5/06 ,  E05C 3/24
FI (3件):
E05B 65/20 ,  B60J 5/06 A ,  E05C 3/24

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