特許
J-GLOBAL ID:200903031305763495

安定剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-259084
公開番号(公開出願番号):特開平8-113672
出願日: 1995年10月05日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【課題】 重合反応後にポリマーから除去されない第II世代またはそれ以上の世代の触媒の存在下で製造される特定のポリポレフィンを安定化するための高性能安定剤組成物を提供する。【解決手段】 特定のホスファイト、モノ-及びジホスホナイト化合物から選択される少なくとも1種の加工安定剤と、特定のステアリン酸金属塩、アルカリ土類金属のハイドロタルク石、酸化物、及び水酸化物からなる群から選択される少なくとも1種の酸捕獲剤と、少なくとも1つの2,2,6,6-テトラアルキルピペリジニル基を含む化合物から選択される少なくとも1種のUV安定剤と、必要によっては少なくとも1種の立体障害フェノール系抗酸化剤とを含む安定剤組成物、前記安定剤組成物を含む固体マスターバッチまたは液体濃厚物、ポリマー材料に安定化量の前記安定化組成物を添加することからなる、特定のポリオレフィンからなる群から選択されるポリマー材料を安定化する方法、前記安定化組成物及び上記ポリマー材料を含む安定化されたポリマー材料を提供する。
請求項(抜粋):
安定剤組成物であって、a)式IまたはII:【化1】〔式中、mは0または1であり、nは0または1であり、各R10及び各R11は独立に、任意に(例えば直鎖または分枝鎖脂肪族基またはアルカリール置換基によって)更に置換されたC1-24炭素原子の脂肪族、脂環式または芳香族基であるか(以降はそれぞれ一価のR10またはR11と称する)、或いは、両方のR10及び/または両方のR11基は単一リン原子を含む環式基を形成しており(以降は二価のR10またはR11と称する)、Yは-O-、-S-、-CH(R15)-または-C6H4-である(ここでR15は水素、C1-8アルキルまたはCOOR6であり、R6はC1-8アルキルである)〕のホスファイト、モノホスホナイト及びジホスホナイト化合物からなる群から選択される少なくとも1種の加工安定剤と、b)ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛;任意で5〜50%のステアリン酸金属塩で被覆されたマグネシウムハイドロタルク石またはマグネシウム/亜鉛ハイドロタルク石;酸化亜鉛、水酸化亜鉛、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムからなる群から選択される少なくとも1種の酸捕獲剤と、c)少なくとも1つの2,2,6,6-テトラアルキルピペリジニル基を含む化合物から選択される少なくとも1種のUV安定剤と、d)必要によっては、オクタデシル-3-(3’,5’-ジ-tert-ブチル-4’-ヒドロキシフェニル)プロピオネート、テトラキス[メチレン-3-(3’,5’-ジ-tert-ブチル-4’-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)ベンゼン、1,3,5-トリス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)-1,3,5-トリアジン-2,4,6-(1H,3H,5H)トリオン及びトリス[3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル]イソシアヌレートからなる群から選択される少なくとも1種の立体障害フェノール系抗酸化剤とを含む安定剤組成物。
IPC (7件):
C08K 5/524 KCB ,  C08K 5/3435 KBG ,  C08K 5/5333 KCC ,  C08K 9/02 KCN ,  C08L 23/00 KFM ,  C08L101/00 ,  C09C 3/06 PBT
引用特許:
出願人引用 (5件)
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