特許
J-GLOBAL ID:200903031314396900

酸素センサの素子保持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327687
公開番号(公開出願番号):特開平9-166572
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 高い気密性を確保できる酸素センサの素子保持構造を提供する。【解決手段】 酸素センサのセンサ素子21は素子本体23と、素子本体23に対向して配置されたヒータ24とが積層された構造を有する。センサ素子21を、インナスリーブ15内に配設された第1副保持部材36の内部に貫通させる。第1副保持部材36において、センサ素子21の外周を囲む部位に環状段部39を形成する。素子本体23に接触するヒータ24の側面に溝部40を形成する。環状段部39内に、ガラス粉末Pを投入し加熱溶融させる。溶融したガラスは溝部40の内部に侵入し、同溝部内40にガラス層を形成する。このガラス層により素子本体23及びヒータ24の各対向面の間における排ガスの移動が規制される。
請求項(抜粋):
酸素濃度を検出するための素子本体と、同素子本体に対向して配置され、素子本体を加熱するヒータとを含むセンサ素子と、酸素センサのハウジングに固定支持され、前記センサ素子の外周を囲む保持部とを備え、前記センサ素子と保持部との間に、溶融状態のガラス材を固化させてガラス層を形成するとともに、同ガラス層を介して前記センサ素子を保持部にて保持するようにした酸素センサの素子保持構造において、前記ガラス材が前記素子本体及びヒータの各対向面の間へ移動することを促進させる移動促進部を前記各対向面の間に設けたことを特徴とする酸素センサの素子保持構造。

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