特許
J-GLOBAL ID:200903031314496696

ダイバーシチ受信装置及び、そのダイバーシチ受信装置の利得調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-114384
公開番号(公開出願番号):特開平11-298387
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 各受信系統間における傾き及びオフセット調整に多大な調整時間を要した。【解決手段】 AGC制御部30は、入力端子16(26)から所定信号が入力されると、可変増幅部13(23)にて所定信号を利得調整し、レベル検出部15(25)にて利得調整された所定信号の出力レベルを各受信系統10(20)毎に検出し、出力レベルに基づいて利得制御電圧を生成し、各受信系統10(20)は、この利得制御電圧の入出力のオフセットを調整して、オフセット調整電圧を生成するオフセット量調整部52(62)と、利得制御電圧の入出力の傾き量を調整して、傾き調整電圧を生成する傾き量調整部51(61)と、前記オフセット調整電圧と傾き調整電圧とを加算して所定制御電圧が得られるようにした加算部53(63)とを有し、前記傾き調整電圧は前記オフセット調整電圧に影響を与えない電圧ポイントを有するようにした。
請求項(抜粋):
到来する通信電波を受信して受信信号を得る受信手段と、この受信手段にて得られる受信信号を、利得制御信号に基づいて利得制御する利得制御手段と、この利得制御手段にて利得制御された受信信号の出力レベルを検出するレベル検出手段とをそれぞれ有する複数の受信系統と、各受信系統のレベル検出手段にて検出された出力レベルに基づいて、前記利得制御信号を生成する制御手段とを有するダイバーシチ受信装置であって、前記制御手段は、利得調整時において任意の利得制御電圧を生成すると共に、各受信系統は、前記利得制御手段の前段に配置され、所定信号を入力する入力端子と、前記制御手段の後段に配置され、この利得制御電圧の入出力のオフセットを調整して、オフセット調整電圧を生成するオフセット量調整手段と、前記制御手段の後段に配置され、前記利得制御電圧の入出力の傾き量を調整して、傾き調整電圧を生成する傾き量調整手段と、前記利得制御手段の前段に配置され、前記オフセット量調整手段の生成するオフセット調整電圧と前記傾き量調整手段の生成する傾き調整電圧とを加算して所定利得制御電圧が得られるようにした加算手段とを有すると共に、前記傾き量調整手段の生成する傾き調整電圧は、前記オフセット量調整手段の生成するオフセット調整電圧に影響を与えない電圧ポイントを有することを特徴とするダイバーシチ受信装置。
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H03G 3/30
FI (2件):
H04B 7/08 D ,  H03G 3/30 B

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