特許

J-GLOBAL ID：200903031317947753

ポリビニルアルコール系合成繊維の製造方法

発明者： 溝辺 昭雄 ,  西山 正一 ,  原田 康弘
出願人/特許権者： 株式会社クラレ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-354736
公開番号（公開出願番号）：特開平5-163609
出願日： 1991年12月18日
公開日（公表日）： 1993年06月29日
要約：

【要約】【目的】 主にオートクレーブ養生を行うFRC用繊維として優れた性能を有するPVA系合成繊維を得るための極めて効果的な製造方法を提供する。【構成】 ポリビニルアルコール系紡糸原液を湿式あるいは乾湿式紡糸し延伸して高強力繊維を製造する方法において、乾熱延伸を行うまでのいずれかの工程で、ジアルデヒド又はそのアセタール化物を、その量が、乾燥延伸後あるいはさらに熱処理後での繊維に対して0.3〜10重量%存在するように付与しておき、乾燥後、繊維強度が10g/d以上となる高倍率の乾熱延伸を行い、あるいはさらに熱処理を行い、その後該延伸あるいは熱処理後の繊維に酸処理を行って繊維中に架橋を生じさせることを特徴とするポリビニルアルコール系合成繊維の製造方法。

請求項（抜粋）：

ポリビニルアルコール系紡糸原液を湿式あるいは乾湿式紡糸し延伸して高強力繊維を製造する方法において、乾熱延伸を行うまでのいずれかの工程で、ジアルデヒド又はアセタール化物を、その量が、乾燥延伸後あるいはさらに熱処理後での繊維に対して0.3〜10重量%存在するように付与しておき、乾燥後、繊維強度が10g/d以上となる高倍率の乾熱延伸を行い、あるいはさらに熱処理を行い、その後該延伸あるいは熱処理後の繊維に酸処理を行って繊維中に架橋を生じさせることを特徴とするポリビニルアルコール系合成繊維の製造方法。

IPC (7件)：

D01F 6/14 ,  D01F 11/06 ,  D02J 1/22 ,  D06M 13/123 ,  D06M 13/137 ,  D06M 15/39 ,  D06M101:24