特許
J-GLOBAL ID:200903031319739996

油圧式オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288806
公開番号(公開出願番号):特開平10-184827
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成にて気泡の圧力室内での滞留を防止し、動力伝達手段の張力を適正に保つことができるようにすること。【解決手段】 油圧式オートテンショナのプランジャ12を付勢するコイルスプリング24の他端における巻線の径方向内方の空間を小間隙25へ連通させる連通手段30、40、50、60、70、80、90、110、120、130を設けた。
請求項(抜粋):
一端に閉塞端が形成されると共に他端が開放されたシリンダと、該シリンダ内に小間隙をもって摺動可能に嵌挿されてベルトやチェーン等の動力伝達手段の張力変動に応じて摺動するプランジャと、該プランジャと前記シリンダ閉塞端との間に区画形成される圧力室と、前記プランジャと前記シリンダの開放端側との間に区画形成され、前記小間隙を介して前記圧力室と連通可能なリザーバ室と、前記圧力室内において一端を前記シリンダに係止されると共に他端を前記プランジャの端面に係止されて前記プランジャを常時リザーバ室へ向けて一方向へ付勢する円筒状のコイルスプリングと、前記圧力室と前記リザーバ室間に設けられ、前記動力伝達手段の張力が低下したときには前記コイルスプリングによる前記プランジャの一方向の摺動を即座に許容させ、前記動力伝達手段の張力上昇時には前記コイルスプリングに抗した前記プランジャの他方向の摺動を前記小間隙と協働して緩徐に許容するダンパ機構とを備えてなるオートテンショナにおいて、前記コイルスプリングの他端における巻線の径方向内方の空間を前記小間隙へ連通させる連通手段を設けたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F02B 67/06
FI (2件):
F16H 7/12 A ,  F02B 67/06 A

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