特許
J-GLOBAL ID:200903031334931070

ターボ機械用複合材料製ブレードの製造方法、およびこの方法によって得られるブレード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 川口 義雄 ,  小野 誠 ,  渡邉 千尋 ,  金山 賢教 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-284623
公開番号(公開出願番号):特開2007-112132
出願日: 2006年10月19日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
【課題】複合材料製のターボ機械用ブレードの製造方法であって、従来の欠点の克服を可能にする方法を提供する。【解決手段】本発明は、 a)トレーサ糸を含んでいる糸をプレフォームの少なくとも表面に位置させつつ三次元に織成し、 b)上記プレフォームの基準面に沿って位置している一連のトレーサ糸を手付かずに残しつつ上記プレフォームを切り出し、 c)上記切り出しプレフォームを予変形させ、 d)上記予変形させたプレフォームを圧密し、硬化させ、 e)射出成型用金型を用意し、内部に上記硬化させたプレフォームを配置し、 f)上記射出成型用金型を加熱し、 g)熱硬化性樹脂を含んでいるバインダを上記射出成型用金型へと注入し、 h)上記ブレードの形状および寸法を実質的に呈している複合材料製成型済み部品を、上記金型から取り出す工程、 を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複合材料製のターボ機械用ブレードの製造方法であって、 a)ブレードの翼部(12)および根元(14)の両方を含んでいるプレフォームを、視覚的に識別可能なトレーサ糸(22)を含んでいる糸(20)を三次元に織成することによって、トレーサ糸(22)をプレフォームの少なくとも表面に位置させつつ製作する工程と、 b)前記プレフォームの基準面(16)に沿って位置している一連のトレーサ糸(22)を手付かずに残しつつ前記プレフォームを切り出して、ブレードを構成する各部分の形状および寸法をとるために適した切り出しプレフォーム(10a)をもたらす工程と、 c)前記切り出しプレフォーム(10a)を予変形させて、予変形済みプレフォーム(10)をもたらす工程と、 d)前記予変形済みプレフォーム(10b)を圧密し、硬化させる工程と、 e)射出成型用金型を用意し、内部に前記硬化させたプレフォーム(10c)を配置する工程と、 f)前記硬化させた予変形済みプレフォーム(10c)全体を含浸して、プレフォームの糸(20)の間の相対的な配置を維持するため、前記射出成型用金型に熱硬化性樹脂を含んでいるバインダを注入する工程と、 g)前記射出成型用金型を加熱する工程と、 h)前記ブレードの形状および寸法を実質的に呈している複合材料製成型済み部品を、前記金型から取り出す工程と、 を含んでいることを特徴とする、方法。
IPC (3件):
B29C 39/10 ,  F02C 7/00 ,  F01D 5/28
FI (4件):
B29C39/10 ,  F02C7/00 D ,  F02C7/00 C ,  F01D5/28
Fターム (15件):
3G002EA07 ,  4F204AA36 ,  4F204AD07 ,  4F204AD16 ,  4F204AD23 ,  4F204AH31 ,  4F204EA03 ,  4F204EB01 ,  4F204EB11 ,  4F204EE02 ,  4F204EF05 ,  4F204EF23 ,  4F204EF37 ,  4F204EK17 ,  4F204EK24
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 米国特許第5,672,417号明細書
  • 米国特許第5,013,216号明細書
  • 仏国特許第2861143号明細書
審査官引用 (6件)
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