特許

J-GLOBAL ID：200903031337890162

ガスタービン,蒸気タービン,発電機の芯出し装置

発明者： 緑川 智武 ,  鍋谷 好克 ,  手塚 洋
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-200426
公開番号（公開出願番号）：特開平8-065972
出願日： 1994年08月25日
公開日（公表日）： 1996年03月08日
要約：

【要約】【目的】本発明はコンバインド発電プラントにおけるガスタービン,蒸気タービン,発電機の芯出し作業の自動化を目的とする。【構成】本装置は自動回転する芯出し用回転体と回転体の回転及び各機器の軸間の芯出しを測定する制御装置から構成されている。【効果】各機器間の芯出しを自動測定するため芯出し作業の効率を向上させることができる。

請求項（抜粋）：

発電所を構成するガスタービン,蒸気タービン,発電機を同一あるいは、複数の軸線上に並べるコンバインド発電方式等の発電設備において、ガスタービン,蒸気タービン,発電機各々の軸間の芯出しの為に、各々の軸端に軸の円周方向に軸と独立して回転できる回転体を取付け、この回転体に各々の機器に接合される他の機器の軸端との軸端面間距離及び軸間の上下左右の相対的距離を測定できる計器を取付け、機器に取り付けた回転体を回転させることにより、他方の機器の相対的位置を計測することにより各々の機器間の芯出しが可能となるような芯出し用回転体を用いるガスタービン,蒸気タービン,発電機の芯出し装置において、芯出し用回転体が各々の機器の廻りを一定の速さで回転できるように複数の車輪の回転速度を制御した動力装置を有するガスタービン,蒸気タービン,発電機の芯出し装置において、芯出し用回転体が、各々の機器の軸の廻りを回転する際に、任意の回転変位における各々の機器間の軸端面間距離及び軸間の上下左右の相対距離を測定できるように、芯出し用回転体の回転変位の検出及び検出した変位が予め設定した変位と一致した場合に各々の機器間の軸端面間距離及び軸間の上下左右の相対距離を測定できることを特徴とするガスタービン,蒸気タービン,発電機の芯出し装置。