特許
J-GLOBAL ID:200903031346073886

移動無線通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319530
公開番号(公開出願番号):特開平5-206918
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】移動無線通信方式の通信装置が送信アンテナから360°全方位に発射され、電界強度が全方位にわたるため生じる不用電波の氾濫、電子機器類への妨害、第3者による通信の傍受などの弊害を防止する。【構成】通信開始で受信用対アンテナ21が捕捉した起動信号電波の到来方向を電波方向検出部23が検出認識し、アンテナ制御部16が電波到来方向に指向性送信アンテナ15を向けて応答信号およびパイロット信号を信号発生部13で発生させて発射する。一方、起動信号発射後、受信用対アンテナ21は応答信号を相手先の指向性送信アンテナ15から受信するので電波方向検出部23が到来方向を検出して指向性送信アンテナ15を電波到来方向に向けることができる。通信中はパイロット信号を相互に送受信して送信アンテナ15の方向を調整する。通信開始時の起動信号の全方位発射手段の一つは、指向性送信アンテナ15の電波発射方向を移動させる。
請求項(抜粋):
全方位に信号の電波を発射すると共に着信信号の電波を取込むことにより通信回線を形成する無線通信装置をもつ移動無線通信方式において、前記無線通信装置が、狭指向性の送信アンテナと、一対の受信用アンテナとを有し、前記通信回線が形成されたとき両端末がそれぞれ所定のパイロット信号の電波を前記狭指向性の送信アンテナから発射すると共に、相手装置が発射したパイロット信号の電波を対をなす受信用アンテナで受信して電波の到来方向を認識し、前記狭指向性の送信アンテナの電波発射方向を、通信継続中、前記パイロット信号の電波の到来方向に調整維持することを特徴とする移動無線通信方式。

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