特許
J-GLOBAL ID:200903031347116872

放射性廃棄体の埋設システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-226293
公開番号(公開出願番号):特開2000-056094
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 埋設設備内に廃棄体を、放射線遮へいが十分に施された環境下において、安全かつ確実かつ稠密に運搬し定置することができるとともに、合理的でかつ経済性にも配慮した構造の放射性廃棄体の埋設システムの提供。【解決手段】 放射性廃棄体を収納する遮へい容器30と、この遮へい容器30を上面に載置し、かつ埋設設備60上を走行する搬送台車50と、上記遮へい容器30を搬送台車50上に載置する遮へい容器移載クレーン40とを備え、移載クレーン40によって、搬送台車50上に、内部に放射性廃棄体を収納した状態の遮へい容器30を載置し、この状態のまま、搬送台車50を埋設設備60上まで搬送し、遮へい容器30内の放射性廃棄体を搬送台車50内を通って埋設設備60内に定置する。
請求項(抜粋):
放射性廃棄体を吊り上げて運搬し埋設設備内に定置する放射性廃棄体の埋設システムであって、上記放射性廃棄体を収納する遮へい容器と、この遮へい容器を上面に載置し、かつ埋設設備上を走行する搬送台車と、上記遮へい容器を搬送台車上に載置する移送手段とを備え、上記遮へい容器は、容器本体の下部に開閉扉が開閉可能に設けられ、この開閉扉に開閉扉開閉機構が設けられ、かつ容器本体内に上記放射性廃棄体に係合する廃棄体吊具が昇降可能に設けられるともに、上記廃棄体吊具に、この廃棄体吊具を昇降させる廃棄体吊具昇降機構が設けられる一方、上記廃棄体吊具に、この廃棄体吊具の係合部を上記放射性廃棄体に係脱する廃棄体係脱機構が設けられてなり、上記搬送台車は、遮へい構造体の下部が開口され、この遮へい構造体の上部に遮へい蓋が着脱可能に設けられ、かつ上記遮へい構造体の内部に、上記埋設設備を閉塞する閉塞蓋に係合する蓋脱着用吊具が昇降可能にかつ水平移動可能に設けられるとともに、上記蓋脱着用吊具に、この蓋脱着用吊具を昇降させる蓋脱着用吊具昇降機構とこの蓋脱着用吊具を水平移動させる蓋脱着用吊具水平移動機構とがそれぞれ設けられる一方、上記蓋脱着用吊具に、この蓋脱着用吊具の係合部を上記閉塞蓋に係脱する閉塞蓋係脱機構が設けられてなり、上記移送手段は、上記遮へい容器に係合する容器吊具が昇降可能にかつ水平移動可能に設けられるとともに、上記容器吊具に、この容器吊具を昇降させる容器吊具昇降機構とこの容器吊具を水平移動させる容器吊具水平移動機構とがそれぞれ設けられる一方、上記容器吊具に、この容器吊具の係合部を上記遮へい容器に係脱する遮へい容器係脱機構が設けられてなることを特徴とする放射性廃棄体の埋設システム。
IPC (2件):
G21F 9/36 531 ,  G21F 9/36
FI (2件):
G21F 9/36 531 C ,  G21F 9/36 531 D

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