特許
J-GLOBAL ID:200903031367691148

アクリル系粉体塗料組成物及びアルミニウムロウ付け部被覆用アクリル系粉体塗料組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-295822
公開番号(公開出願番号):特開2000-119562
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 アルミニウムロウ付け部での塗膜の密着性を高め、耐水性、耐食性及び耐候性にも優れた塗膜を形成するアクリル系粉体塗料組成物を提供する。【解決手段】 本発明のアクリル系粉体塗料組成物は、グリシジル基を有するアクリル樹脂及び炭素数16〜24の二価カルボン酸(エイコサン二酸等)を含有し、該二価カルボン酸が上記グリシジル基に対して0.5〜3.0当量配合されるものである。このアクリル系粉体塗料組成物は、硬化剤としてドデカン二酸を用いた従来のアクリル系粉体塗料と比べて、Al-Si系ロウ付け部における塗膜の密着性を著しく向上させることができる。その結果、従来のアクリル系粉体塗料に劣らない塗膜表面性、可撓性、耐衝撃性、耐候性を示すと共に、従来のアクリル系粉体塗料をはるかに上回る優れた耐水性、耐食性を示す。従って、屋外で使用される被塗物へ、更に好適に使用することができる。
請求項(抜粋):
グリシジル基を有するアクリル樹脂及びアルキレン基の両末端にカルボキシル基を持ち、且つ、炭素数16〜24の二価カルボン酸を含有し、該二価カルボン酸を上記グリシジル基に対して0.5〜3.0当量配合してなり、Al-Si系ロウによりロウ付けされたアルミニウム基材上に形成された塗膜において、以下の耐水性試験による塗膜の残存数が(80個/100個)以上であり、且つ、以下の耐食性試験による腐食が3mm以下であることを特徴とするアクリル系粉体塗料組成物。「耐水性試験:JIS K5400 7.2に準じ、40°Cの蒸留水に120時間浸漬した後取り出して、1時間常温で放置する。その後、JIS K5400 8.5.2の碁盤目テープ法による付着性試験を、1mm角、100個で実施した時の塗膜の残存数(個)」「耐食性試験:JIS K5400 9.1の耐塩水噴霧性に準じ、35°C、5%の塩水噴霧試験を120時間実施した後、水洗し、1時間放置した後に測定したクロスカット部からの腐食幅(mm)」
IPC (5件):
C09D 5/03 ,  C09D133/00 ,  C09D163/00 ,  C08F220/32 ,  C08G 59/42
FI (5件):
C09D 5/03 ,  C09D133/00 ,  C09D163/00 ,  C08F220/32 ,  C08G 59/42
Fターム (45件):
4J036AK11 ,  4J036DB15 ,  4J036DB17 ,  4J036DB18 ,  4J036JA01 ,  4J036JA03 ,  4J038CG141 ,  4J038CH171 ,  4J038CJ021 ,  4J038CJ031 ,  4J038CJ041 ,  4J038CJ131 ,  4J038CJ141 ,  4J038DB221 ,  4J038GA06 ,  4J038GA07 ,  4J038JA39 ,  4J038KA03 ,  4J038MA02 ,  4J038NA03 ,  4J038NA04 ,  4J038NA12 ,  4J038PB07 ,  4J038PB09 ,  4J038PC02 ,  4J100AB02Q ,  4J100AB03Q ,  4J100AB04Q ,  4J100AJ02Q ,  4J100AL03Q ,  4J100AL04Q ,  4J100AL05Q ,  4J100AL08P ,  4J100AL08Q ,  4J100AL09Q ,  4J100AM02Q ,  4J100AM15Q ,  4J100BC04Q ,  4J100BC54P ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100DA28 ,  4J100DA29 ,  4J100HA11 ,  4J100HC28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 粉体塗料組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-161188   出願人:三井東圧化学株式会社
  • 粉体塗料組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-210863   出願人:水谷ペイント株式会社

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