特許
J-GLOBAL ID:200903031373546648

内燃機関の気筒別空燃比推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-245464
公開番号(公開出願番号):特開平10-073049
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 空燃比センサの応答特性の劣化を適切に補償し、各気筒の空燃比の推定精度を長期間に亘って維持することができる気筒別空燃比推定装置を提供する。【解決手段】 LAFセンサの応答劣化の度合を示す劣化パラメータTLAFを算出し、TLAF値に応じてLAFセンサ出力のサンプルタイミングCSELを補正する。また、TLAF値に応じてLAFセンサの応答遅れに対応した時定数のテーブル検索値DLTを補正係数KDLにより補正することにより、応答遅れ時定数DLを得る(S359)。時定数DLは、LAFセンサの応答遅れを補償して、排気系集合部の空燃比を推定するために使用され、推定した集合部空燃比は、オブザーバによる気筒別空燃比の推定に使用される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系集合部に設けられた空燃比検出手段と、前記機関の排気系の挙動を記述するモデルに基づいてその内部状態を観測するオブサーバを設定し、前記空燃比検出手段の出力を入力として各気筒の空燃比を推定する気筒別空燃比推定手段とを備えた内燃機関の気筒別空燃比推定装置において、前記機関の所定クランク角度回転毎に、前記空燃比検出手段の出力をサンプリングし、該サンプリングしたサンプル値を順次記憶するサンプリング手段と、前記機関の運転状態に応じてサンプルタイミングを決定し、前記記憶したサンプル値の1つを選択する選択手段と、前記空燃比検出手段の応答特性の劣化を示す劣化パラメータを算出する劣化パラメータ算出手段と、前記空燃比検出手段の応答遅れを表す遅れパラメータを算出する遅れパラメータ算出手段とを備え、前記選択手段は、前記劣化パラメータに応じて前記サンプルタイミングを補正し、前記気筒別空燃比推定手段は、前記遅れパラメータを用いて前記排気系集合部における空燃比を推定する集合部空燃比推定手段を有し、該集合部空燃比推定手段の出力を用いて前記各気筒の空燃比を推定し、前記集合部空燃比推定手段は、前記遅れパラメータを前記劣化パラメータに応じて補正することを特徴とする内燃機関の気筒別空燃比推定装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/36
FI (5件):
F02D 45/00 368 F ,  F02D 45/00 368 H ,  F02D 45/00 358 J ,  F02D 41/14 310 D ,  F02D 41/36 A

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