特許
J-GLOBAL ID:200903031375354207

通信ケーブル及びそれを用いた多対通信ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-197787
公開番号(公開出願番号):特開2001-023454
出願日: 1999年07月12日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 ケ-ブルを構成する対撚線4本の遅延時間の最大値と最小値との差が25(nS/100m)以下である必要がある。従来技術の手法で、安定してCat.6の近端漏話を満足するように各対撚線のピッチに差を持たせると、遅延時間差が25(nS/100m)以上になる。【解決手段】 ポリオレフィン系熱可塑性樹脂で構成された断面積S1の中心介材の外側に、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂で被覆された絶縁線の4対がそれぞれの対で異なるピッチで撚り合わされて構成された4本の対撚線T1、T2、T3、T4(ピッチ:P1<P2<P3<P4)と、1本以上のポリオレフィン系の熱可塑性樹脂で構成され対撚線間に配置される対間介在とが撚り合わされて配置された通信ケーブルにおいて、中心の介在物の断面積S1が数式S1≧〔 { 4.1d/(1+√2)}<HAN>・</HAN>0.35〕^2×πを満足し、対撚線と共に撚り合わされる対間介在は、最小ピッチP1の対撚線T1に隣接し、最大ピッチP4の対撚線T4と隣接しないように配置されてなる。
請求項(抜粋):
ポリオレフィン系熱可塑性樹脂で構成された断面積S1の中心介材と、軟銅線などの導電線条体の周囲にポリオレフィン系熱可塑性樹脂で被覆された絶縁線の4対がそれぞれの対で異なるピッチで撚り合わされて構成された4本の対撚線T1、T2、T3、T4(ピッチ:P1<P2<P3<P4)と、1本以上のポリオレフィン系の熱可塑性樹脂で構成され対撚線間に配置される対間介在とからなり、前記中心介在の外周に前記4本の対撚線と、前記対間介在とが互いに撚り合わされて配置された通信ケーブルにおいて、中心の介在物の断面積S1が数式S1≧〔 { 4.1d/(1+√2)}<HAN>・</HAN>0.35〕^2×πを満足し、対撚線と共に撚り合わされる対間介在は、最小ピッチP1の対撚線T1に隣接し、最大ピッチP4の対撚線T4と隣接しないように配置されてなることを特徴とする通信ケーブル。
Fターム (7件):
5G319DA01 ,  5G319DA07 ,  5G319DB01 ,  5G319DC01 ,  5G319DC07 ,  5G319DC13 ,  5G319DC25

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