特許
J-GLOBAL ID:200903031381976279
鉄を主成分とする化合物粒子粉末の製造法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-375715
公開番号(公開出願番号):特開2001-192211
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、適度な軸比を有し、且つ、可溶性塩が可及的に除去された紡錘状ゲータイト粒子粉末を製造する方法に関するものである。【解決手段】 紡錘状ゲータイト粒子粉末は、硫酸第一鉄水溶液と炭酸水素アンモニウム水溶液及び水酸化アンモニウム水溶液からなる混合アルカリ水溶液とを反応させて得られる第一鉄含有沈殿物を含む水懸濁液を熟成後、酸化反応により紡錘状ゲータイト種晶粒子を生成させ、種晶粒子を含む水懸濁液に酸素含有ガスを通気して、種晶粒子表面上にゲータイト層を成長させて紡錘状ゲータイト粒子を生成させるにあたり、生成時に10〜45原子%のCo化合物を添加し、酸化反応を全Fe2+の30〜80%の範囲で行い、成長時に水懸濁液のpHが8.0未満となるように5〜20原子%のAl化合物を添加し、生成させた紡錘状ゲータイト粒子をアンモニア水で水洗することにより得られる。
請求項(抜粋):
硫酸第一鉄水溶液と該硫酸第一鉄水溶液に対する当量比が1.7〜2.0である炭酸水素アンモニウム水溶液及び水酸化アンモニウム水溶液からなる混合アルカリ水溶液とを反応させて得られる第一鉄含有沈殿物を含む水懸濁液を非酸化性雰囲気下において熟成させた後に、該水懸濁液中に酸素含有ガスを通気して酸化反応によって紡錘状ゲータイト種晶粒子を生成させ、次いで、該種晶粒子と第一鉄含有沈澱物とを含む水懸濁液中に酸素含有ガスを通気して酸化反応によって該種晶粒子の粒子表面上にゲータイト層を成長させて紡錘状ゲータイト粒子を生成させるにあたり、前記混合アルカリ水溶液として、該混合アルカリ水溶液に対して前記水酸化アンモニウム水溶液が55〜70mol%の割合で配合されているものを使用すると共に、前記種晶粒子の生成時においては、酸化反応開始前の熟成中の第一鉄含有沈澱物を含む水懸濁液に全Feに対しCo換算で10〜45原子%のCo化合物を添加して酸化反応を全Fe2+の30〜80%の範囲で行い、前記ゲータイト層の成長時においては、前記種晶粒子と第一鉄含有沈殿物とを含む水懸濁液のpHが8.0未満となるように全Feに対しAl換算で0.5〜15原子%のAl化合物を添加し、生成させた前記紡錘状ゲータイト粒子を濾別した後、pH9.5〜11.5のアンモニア水で水洗することによって紡錘状ゲータイト粒子粉末を得ることを特徴とする鉄を主成分とする化合物粒子粉末の製造法。
IPC (3件):
C01G 49/02
, H01F 1/11
, G11B 5/706
FI (3件):
C01G 49/02 A
, G11B 5/706
, H01F 1/11 N
Fターム (22件):
4G002AA05
, 4G002AA06
, 4G002AA10
, 4G002AB03
, 4G002AB05
, 4G002AD03
, 4G002AE03
, 5D006BA04
, 5D006BA05
, 5D006BA08
, 5E040AA11
, 5E040AA19
, 5E040AB02
, 5E040AB09
, 5E040CA06
, 5E040HB08
, 5E040HB09
, 5E040HB17
, 5E040NN01
, 5E040NN02
, 5E040NN17
, 5E040NN18
前のページに戻る