特許
J-GLOBAL ID:200903031398133887

吸水剤およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208201
公開番号(公開出願番号):特開平10-101735
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 無加圧下および高加圧下での吸収倍率が高く、しかも、水可溶成分量が従来よりも低減されていると共に、膨潤ゲルのpH変化が小さい吸水剤を提供する。【解決手段】 アクリル酸(塩)を含む単量体成分を重合してなる含水ゲル状重合体を、第1の中和指数が10以下となるように後中和した後、得られる重合体を該重合体が有する官能基と反応し得る架橋剤と反応させる。上記第1の中和指数は、300 μm〜600 μmに分級した中和後の重合体粒子 200個中における、非許容中和率を有する非中和粒子21bの数で表される。このようにして得られた吸水剤は、無加圧下および高加圧下での吸収倍率が高く、しかも、水可溶成分量が従来よりも低減されていると共に、膨潤ゲルのpH変化が小さい。このため、該吸水剤は、吸水剤が高濃度に含有された薄型の吸収体にも好適に用いられる。
請求項(抜粋):
酸基含有不飽和単量体(塩)を含む単量体成分を重合してなる含水ゲル状重合体を後中和して得られる複数の吸水剤粒子の集合体からなる吸水剤であって、上記吸水剤粒子の中和率が、各々許容中和率となるように制御されていると共に、50g/cm2 の荷重下の生理食塩水の吸収倍率が20g/g以上であることを特徴とする吸水剤。
IPC (5件):
C08F 8/44 ,  A61F 13/46 ,  A61L 15/60 ,  C08F 8/00 ,  C08F 20/06
FI (5件):
C08F 8/44 ,  C08F 8/00 ,  C08F 20/06 ,  A41B 13/02 D ,  A61F 13/18 307 A

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