特許
J-GLOBAL ID:200903031401247996

空気調和機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-253128
公開番号(公開出願番号):特開平11-094327
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 室内環境の快適性、負荷変動への対応の改善、冷凍サイクルの部品の信頼・耐久性およびエネルギー効率を向上させることを目的とする。【解決手段】 室内機41、42からの情報により室内熱負荷を予測する室内熱負荷予測手段27を設け、室内熱負荷をニューラルネットワークにより予測し、この室内熱負荷予測手段27に基づき制御目標を決定する制御目標決定手段32と、制御量を決定する制御量演算手段33を設け、圧縮機35および電動膨張弁38等のアクチュエーター64を制御する構成としたため、室内の温度変化と経過時間により室内熱負荷を予測し、運転した結果より予測精度が向上するように学習記憶するため、立ち上がり性能が良く、室内温度が安定した快適な空調の制御が得られる。
請求項(抜粋):
圧縮機と、室外用熱交換器と、この室外用熱交換器の室外熱交換用送風機と、四方弁と、液配管と前記室外用熱交換器との間に電動膨張弁を設けた室外機と、この室外機と前記液配管、ガス配管により接続された室内機を設け、この室内機には、室内用熱交換器とこの室内用熱交換器の室内熱交換用送風機を備え、室温等を検知する室内環境検知手段と、室内から室内環境を設定する室内環境設定手段を備え、前記室内機もしくは前記室外機に運転経過時間を把握する運転経過時間検知手段を備え、前記室内機からの情報により室内熱負荷を予測する室内熱負荷予測手段を設け、前記室内熱負荷予測手段は、前記室内機からの情報により室内熱負荷を予測する予測手段aと初期値としてあらかじめ学習されたニューラルネットワークが記憶されている記憶手段aと前記室内熱負荷を入力しニューラルネットワークを用いて学習する学習手段aを設け、学習されたニューラルネットワークを再び前記記憶手段aに記憶するようにし、前記室内熱負荷予測手段に基づいて制御目標を決定する制御目標決定手段と、制御量を決定する制御量演算手段を設け、前記圧縮機および電動膨張弁等のアクチュエーターを制御する空気調和機の制御装置。

前のページに戻る