特許
J-GLOBAL ID:200903031402543696

鋳片の表面割れを防止した連続鍛圧法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220062
公開番号(公開出願番号):特開平9-057412
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 連続鋳造における鋳片の連続鍛圧法において、鍛圧時の鋳片表面割れを防止した連続鍛圧法の提供。【解決手段】 連続鋳造用鋳型から引き抜いた鋳片を、少なくとも一対の鍛圧用金型を有する鍛圧機で連続的に鍛圧加工を施す際に、鍛圧前の鋳片表面温度を測定し、該測定値をもとに、鋳片の二次冷却水量を制御することにより、あるいはさらに鍛圧圧下量を制御することにより、該鍛圧時の表面温度Tと鍛圧圧下量δが、T1 -aδ≧T、または、T≧T2 +bδを満足するように、連続鍛圧加工を行うことを特徴とする鍛圧時の鋳片の表面割れを防止した連続鍛圧法であり、ここに、T:鋳片の表面温度(°C)、T1 :脆化領域の下限温度(°C)、T2 :脆化領域の上限温度(°C)、δ:鍛圧圧下量(mm)、ただし、T2 >T1 、a:定数、b:定数である。
請求項(抜粋):
連続鋳造用鋳型から引き抜いた鋳片を少なくとも一対の鍛圧金型を有する鍛圧機で連続的に鍛圧加工を施す連続鍛圧法において、鍛圧前の鋳片温度を測定し、該測定値をもとに、鋳片の二次冷却条件を制御することにより、あるいはさらに鍛圧圧下量δを制御することにより、該鍛圧時の表面温度Tと鍛圧圧下量δが、下記(1)式、または(2)式の関係を満足するように調整して、連続鍛圧加工を行うことを特徴とする鍛圧時の鋳片表面割れを防止した連続鍛圧法。記T1 -aδ≧T ...............(1)T≧T2 +bδ ...............(2)ここに、T :鋳片の表面温度(°C)T1 :脆化域の下限温度(°C)T2 :脆化域の上限温度(°C)、(ただしT2 >T1 )δ :鍛圧圧下量(mm)a :定数b :定数
IPC (4件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/16 104 ,  B22D 11/20 ,  B22D 11/22
FI (4件):
B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/16 104 V ,  B22D 11/20 C ,  B22D 11/22 B

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