特許
J-GLOBAL ID:200903031407747699

能動型制振装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162314
公開番号(公開出願番号):特開平5-332395
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 構造物の1次周波数成分の振動を無くすように自動追随させて制振を行わせることにより、制御装置の簡略化と、安定且つ確実な制振を可能にする。【構成】 能動型制振装置1のアクチュエータ3に正弦波信号13を入力する正弦波発生器14と、構造物2に設けた振動検出器15と、振動検出器15の検出信号16と前記正弦波信号13とを掛算する乗算器17と、該乗算器17からの乗算信号18の高次振動数成分をカットするローパスフィルタ19と、該ローパスフィルタ19の出力信号20の1次固有振動数成分と正弦波信号との周波数の差が零でかつ両者の位相差が略90°になるように正弦波信号13を調節するための制御信号22を出力する比較器21と、該比較器21からの制御信号22を入力して前記正弦波発生器14に調整信号26を入力する調整装置23とを備える。
請求項(抜粋):
構造物にアクチュエータを介して重量物を取り付け、アクチュエータの制御力を調整することにより重量物を揺動させてその慣性力により構造物の振動を制振する能動型制振装置の制御装置であって、アクチュエータに制御用の正弦波信号を入力する正弦波発生器と、前記構造物の振動を検出する振動検出器と、該振動検出器からの検出信号と前記正弦波発生器からの正弦波信号とを入力して掛算する乗算器と、該乗算器からの乗算信号を入力して高次振動数成分をカットするローパスフィルタと、該ローパスフィルタからの出力信号を入力して構造物の1次固有振動数成分と前記正弦波信号との周波数の差が零で且つ1次固有振動数成分に対して略90°遅れた位相差になるように正弦波信号を調節するための制御信号を出力する比較器と、該比較器からの制御信号を入力して前記正弦波発生器に調整信号を入力する調整装置とを備えたことを特徴とする能動型制振装置の制御装置。
IPC (5件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 341 ,  G05D 19/02 ,  E01D 1/00 ,  F16F 9/50

前のページに戻る