特許

J-GLOBAL ID：200903031415871250

精製されたヒドロキシメタルフタロシアニンの製造方法およびそれを用いた電子写真感光体

発明者： 額田 克己 ,  大門 克己
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 渡部 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-181618
公開番号（公開出願番号）：特開平6-001923
出願日： 1992年06月17日
公開日（公表日）： 1994年01月11日
要約：

【要約】【目的】 帯電性特性が安定化し、かつ暗減衰率が小さい精製ヒドロキシメタルフタロシアニンおよびそれを用いた電子写真感光体を提供する。【構成】 ヒドロキシメタルフタロシアニンの前駆体を硫酸等の酸に溶解またはスラリーにした後、溶剤または塩基を溶解させた溶剤でヒドロキシメタルフタロシアニンを析出させ、次いで、水酸化ナトリウム等の塩基を溶解させた溶剤中で加熱処理することにより精製されたヒドロキシメタルフタロシアニンが製造される。また、電子写真感光体はこの精製ヒドロキシメタルフタロシアニンの少なくとも1種を含有させたものである。精製ヒドロキシメタルフタロシアニンとしてヒドロキシガリウムフタロシアニンをさらに溶剤処理すると、X線回折スペクトルにおける特定のブラッグ角に強い回折ピークを有する新規な結晶に転移することができ、特に上記特性が優れている。

請求項（抜粋）：

ヒドロキシメタルフタロシアニンの前駆体を酸に溶解またはスラリーにした後、溶剤または塩基を溶解させた溶剤でヒドロキシメタルフタロシアニンを析出させ、得られたヒドロキシメタルフタロシアニンをさらに塩基を溶解させた溶剤中で加熱処理して精製することを特徴とする精製されたヒドロキシメタルフタロシアニンの製造方法。

IPC (2件)：

C09B 47/18 ,  G03G 5/06 371

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 特表昭60-501760
  
• 特開平1-297293
  
• 特開平3-073961
  
• 特開平1-221459
  
• 特開平2-001374