特許
J-GLOBAL ID:200903031420640364

制御棒集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三谷 惠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026807
公開番号(公開出願番号):特開2000-227491
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 炉心上部に発生する熱応力を解消すると共にスクラム時の挿入時間の遅延を防止できる制御棒集合体を得ることである。【解決手段】 制御棒本体2が制御棒駆動機構によりスクラム動作される際の急速挿入時に、エントランスノズル3と制御棒本体2との間の圧力が案内管ハンドリングヘッド4の出口部およびエントランスノズル3の入口部よりも高くなる程度に、案内管1の内径と制御棒本体2の外径を狭くし、案内管1と制御棒本体2との間を流れる液体金属冷却材の流量を制限し、制御棒本体2への液体金属冷却材の流入を促進し、制御棒集合体および隣接する燃料集合体の出口との間の最大温度差の低減を可能とする。
請求項(抜粋):
液体金属冷却型原子炉の炉心内に設けられ上端部に案内管ハンドリングヘッドを有し下端部に液体金属冷却材を流入させるエントランスノズルを有する案内管と、この案内管内に昇降自在に設けられ内部に複数個の中性子吸収体を内蔵し上部に前記案内管ハンドリングヘッドの中心孔を挿通して制御棒駆動機構に連結される制御棒ハンドリングロッドを有した制御棒本体とを備えた制御棒集合体において、前記案内管内径と前記制御捧本体外径との間隙は、前記制御棒本体が制御棒駆動機構によりスクラム動作される際の急速挿入時に、前記エントランスノズルと前記制御棒本体との間の圧力がスクラム動作の遅延を許容する範囲内となる間隙であることを特徴とする制御棒集合体。
IPC (2件):
G21C 9/02 GDF ,  G21C 7/103
FI (2件):
G21C 9/02 GDF M ,  G21C 7/10 L

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