特許
J-GLOBAL ID:200903031421201534

抄紙機の紙厚制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-149077
公開番号(公開出願番号):特開平8-013376
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 カレンダを用いた紙厚制御が不可能な簡易計装型の抄紙機に対しても紙厚制御が出来、板紙の製造に適した抄紙機の紙厚制御装置を提供すること。【構成】 白水の吐き出されるウェットパート1と、このウェットパートで固液分離された原紙を圧搾するプレスパート2と、このプレスパートを通過した原紙を乾燥するメインドライヤパート3と、この乾燥された原紙を巻き取るリールパート8と、このウェットパートに供給するパルプの総量を調整する種口弁9を有する抄紙プロセスに対して、リールパートの前に設けられたリール前坪量計・水分計・厚み計7と、このリール前坪量計・水分計の測定値からリール前の絶乾坪量BD2を演算し、設定された絶乾坪量BD0とを比較して、両者の偏差が小さくなるように種口弁の開度を制御する坪量制御部14と、リール前坪量計・水分計・厚み計の紙厚測定値CLP1と、設定された紙厚CLP0とを比較して偏差が小さくなるように坪量制御部に対して補正信号を送る紙厚補正部16を有している。
請求項(抜粋):
白水の吐き出されるウェットパート(1)と、このウェットパートで固液分離された原紙を圧搾するプレスパート(2)と、このプレスパートを通過した原紙を乾燥するメインドライヤパート(3)と、この乾燥された原紙を巻き取るリールパート(8)と、このウェットパートに供給するパルプの総量を調整する種口弁(9)を有する抄紙プロセスに対して、リールパートの前に設けられたリール前坪量計・水分計・厚み計(7)と、このリール前坪量計・水分計の測定値からリール前の絶乾坪量(BD2)を演算する手段(12)と、これらの演算された絶乾坪量と設定された絶乾坪量(BD0)とを比較して、両者の偏差が小さくなるように前記種口弁の開度を制御する坪量制御部(14)と、前記リール前坪量計・水分計・厚み計の紙厚測定値(CLP1)と、設定された紙厚(CLP0)とを比較して偏差が小さくなるように前記坪量制御部に対して補正信号を送る紙厚補正部(17)を有することを特徴とする抄紙機の紙厚制御装置。
IPC (2件):
D21F 7/06 ,  D21F 1/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-110911
  • 特開平3-033293

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