特許
J-GLOBAL ID:200903031425459633

燃料ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-345042
公開番号(公開出願番号):特開平10-213049
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 連結手段の使用によって、ポンププランジャーを上死点位置から下死点位置へための手段として戻りばねを使用した場合に必然的に生じたポンププランジャーの行程の長さの制約とその速度の制約とを除去する。【解決手段】 本願発明は、燃料ポンプに関し、特に、内燃機関の燃料噴射システムに高圧燃料を送出する燃料ポンプに関する。燃料ポンプは、第1のポンププランジャー1を前記第2の駆動手段14に機械的に連結し、第2のポンププランジャー11を第1の駆動手段4に機械的に連結する連結手段30を備えている。それにより、第1のポンププランジャー1が第1の駆動手段4によって下死点から上死点へ駆動されるとき、第2のポンププランジャー11が連結手段30によって上死点から下死点へ駆動され、第2のポンププランジャー11が第2の駆動手段14によって下死点から上死点へ駆動されるとき、第1のポンププランジャー1が連結手段30によって上死点から下死点へ駆動される。
請求項(抜粋):
燃料ポンプであって、第1のシリンダ2に摺動可能に取り付けられて、第1の圧送用のチャンバー3を画定する第1のポンププランジャー1と、第2のシリンダ12に摺動可能に取り付けられて、第2の圧送用のチャンバー13を画定する第2のポンププランジャー11と、下死点位置から上死点位置へ前記第1のポンププランジャー1を駆動して、前記第1の圧送用のチャンバー3から燃料を送出する第1の駆動手段4と、下死点位置から上死点位置へ前記第2のポンププランジャー11を駆動して、前記第2の圧送用のチャンバー13から燃料を送出する第2の駆動手段14と、前記第1のポンププランジャー1を前記第2の駆動手段14に機械的に連結し、前記第2のポンププランジャー11を前記第1の駆動手段4に機械的に連結する連結手段30とを備えており、それにより、前記第1のポンププランジャー1が第1の駆動手段4によって前記下死点から前記上死点へ駆動されるとき、前記第2のポンププランジャー11が前記連結手段30によって前記上死点から前記下死点へ駆動され、前記第2のポンププランジャー11が前記第2の駆動手段14によって前記下死点から前記上死点へ駆動されるとき、前記第1のポンププランジャー1が前記連結手段30によって前記上死点から前記下死点へ駆動されることを特徴とする燃料ポンプ。

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