特許
J-GLOBAL ID:200903031428465340
焼付硬化性を有する深絞り用高強度冷延鋼板の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-047019
公開番号(公開出願番号):特開平5-009589
出願日: 1991年03月12日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】自動車用鋼板等に好適な焼付硬化性を有する深絞り用高強度冷延鋼板の製造方法。【構成】重量%で、C:0.0015〜0.0050%、Si:1.5%以下、Mn:0.06〜1.50%、P: 0.100%以下、S:0.030 %以下、Ti:〔(48/14) N (%) 〕〜〔(48/14) N (%) +(48/32) S (%) 〕、Nb: 0.003〜0.020 %で且つ〔 0.7×(93/12) C (%)〕以下、N:0.0040%以下、Al:0.010 〜0.090 %を含有する鋼を用いる。この鋼を、Ar3点以上の温度域で熱間圧延した後、下記 (1)式を満たす温度で巻取り、しかる後、圧下率50%以上の冷間圧延を施し、再結晶温度以上 850°C以下の温度域で焼鈍する。 巻取り温度 (K)≦ 500×log (Cal.Sol. C) +280 ・・・・・ (1) 但し、(Cal.Sol. C) =〔 TotalC (%) -(12/93)Nb(%) 〕×104 【効果】 生産性や表面品質等を損なうことなく、成形加工がしやすくて、成形加工後の焼付塗装により降伏強度の上昇が大きい高強度の冷延鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.0015〜0.0050%、Si: 1.5%以下、Mn:0.06〜1.50%、P:0.100%以下、S:0.030 %以下、Ti:〔(48/14) N (%) 〕〜〔(48/14) N (%) +(48/32) S (%)〕、Nb: 0.003〜0.020 %で且つ〔 0.7×(93/12) C (%) 〕以下、N:0.0040%以下、Al:0.010 〜0.090 %を含有する鋼を、 Ar3点以上の温度域で熱間圧延した後、下記(1)式を満たす温度で巻取り、しかる後、圧下率50%以上の冷間圧延を施し、再結晶温度以上 850°C以下の温度域で焼鈍することを特徴とする焼付硬化性を有する深絞り用高強度冷延鋼板の製造方法。 巻取り温度 (K)≦ 500×log (Cal.Sol. C) +280 ・・・・・ (1) 但し、(Cal.Sol. C) =〔 TotalC (%) -(12/93)Nb(%) 〕×104
IPC (4件):
C21D 9/48
, C21D 8/04
, C22C 38/00 301
, C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-197549
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特開昭52-013239
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特公平2-037486
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