特許
J-GLOBAL ID:200903031434307803

燃料蒸発ガス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339859
公開番号(公開出願番号):特開平9-158792
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【目的】 隙間を介してキャニスタC側とフィラーパイプF側と連通することを防止し、キャニスタC側にパージが生じても、燃料タンクT内が負圧となることがなくかつ燃料タンクT内の燃料蒸発ガスがフィラーパイプFから流出することがない燃料蒸発ガス制御装置を提供すること。【構成】 ケーシング22内を燃料タンク内圧室24A及びフィラーパイプ内圧室24Bに区画するダイヤフラム23を設け、該ダイヤフラム23に中空部25Aを有するプランジャ25を保持させ、該プランジャ25が摺動するシリンダー部26との間をシールするシール手段30Cを設けてキャニスタ連通ポート28Aと、フィラーパイプ連通ポート27との連通を遮断し、プランジャ25の天面に貫通孔30Bを有する弁体30を設け、該弁体30によって給油時にプランジャ25を摺動させることにより貫通孔30Bを閉塞した燃料蒸発ガス制御装置。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、該燃料タンク内で発生した燃料蒸発ガスを吸着するキャニスタと、前記燃料タンクとキャニスタとを連絡する通路に設けられた燃料蒸発ガス制御バルブとからなり、前記燃料タンク内の圧力が高くなったときには燃料蒸発ガスをキャニスタ側へ流通させ、燃料タンク内の圧力が低くなったときには大気を燃料タンク内へ導入させるようにした内燃機関用の燃料蒸発ガス制御装置において、ケーシングと、ケーシング内を燃料タンク内圧室及びフィラーパイプ内圧室に区画するダイヤフラムと、該ダイヤフラムに保持された中空部を有するプランジャと、該プランジャを摺動自在に保持するシリンダー部と、前記燃料タンクと前記燃料タンク内圧室とを連通させる燃料タンク連通ポートと、前記フィラーパイプとフィラーパイプ内圧室とを連通させるフィラーパイプ連通ポートと、前記キャニスタへ連通するキャニスタ連通ポートと、前記プランジャの天面に設けられた貫通孔を有する弁体と、前記弁体が貫通孔とキャニスタ連通ポートとの連通を開放する方向に前記フランジャを付勢する弾性体と、前記シリンダー部と前記プランジャとの間の隙間をシールするシール手段と、からなる遮断装置を前記燃料タンクとキャニスタとを連絡する通路に設けてなり、給油時に前記プランジャを前記弾性体に抗して摺動させることにより貫通孔を閉塞し、前記中空部とキャニスタ連通ポートとの連通を阻止して燃料タンク内の燃料が直接キャニスタへ送り込まれることを防止したことを特徴とする燃料蒸発ガス制御装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 37/00 301
FI (3件):
F02M 25/08 H ,  F02M 25/08 D ,  F02M 37/00 301 H

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