特許
J-GLOBAL ID:200903031445507510

無架橋ポリエチレン系樹脂高発泡シート及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336032
公開番号(公開出願番号):特開平6-184346
出願日: 1992年12月16日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 廃棄物問題をクリアーし、架橋高発泡シートに匹敵する優れた特性を有する無架橋高発泡シートを得る。【構成】 低密度ポリエチレン樹脂(A)55〜85重量%と、吸熱ピーク温度が(A)樹脂より8°C以上高いエチレン系樹脂(B)15〜45重量%とからなる混合樹脂シートに揮発性発泡剤を含浸した後、スチームにより0.2〜1.0倍/秒の発泡速度で発泡せしめると、表面平滑度(S)値が0.02以下にあり、第2回目のDSC曲線にて少なくとも2つ以上の吸熱ピークがあり、且つ該ピークの温度差が5°C以上にある無架橋高発泡シートを提供する事が出来る。【効果】 シート品位があり、熱真空成形などの二次加工性に優れた無架橋高発泡シートが得られる。
請求項(抜粋):
ポリマー密度が0.92〜0.94g/cm3 の範囲内にある無架橋ポリエチレン系樹脂からなり、独立気泡率が90%以上、見掛け密度が0.02〜0.15g/cm3 で、厚み1〜10mmの無架橋ポリエチレン系樹脂高発泡シートにおいて、該発泡シートが示差走査熱量測定によって得られる第2回目のDSC曲線上で、少なくとも2以上の吸熱ピークが105〜130°Cの温度範囲にあり、該低温側吸熱ピークの頂点の温度と該高温側吸熱ピークの頂点の温度との差が5°C以上であり、かつ下記の式で求めた表面平滑度(S)の値が0.02以下にあることを特徴とする無架橋ポリエチレン系樹脂高発泡シート。(但し、△T(mm)及びL(mm)はローラー式厚みゲージで測定した厚みデーター曲線の山と谷との厚み及びスパン長であり、nは10である。)
IPC (2件):
C08J 9/12 CES ,  C08L 23:04

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