特許

J-GLOBAL ID：200903031447361319

地熱熱水の地中への還元方法

発明者： 井上 啓二 ,  佐伯 和宏 ,  阿部 泰行
出願人/特許権者： 奥会津地熱株式会社
代理人 (1件)： 山下 穣平 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-062569
公開番号（公開出願番号）：特開平11-257204
出願日： 1998年03月13日
公開日（公表日）： 1999年09月21日
要約：

【要約】【課題】 還元井内でのシリカスケールのような析出物の堆積を抑制しつつ地熱熱水を地中へと還元させる。【解決手段】 セパレータ2で気水分離されて得られた地熱熱水をスタティックミキサー4に供給する。セパレータ2の蒸気出口から排出される蒸気は、蒸気タービン8へと供給され、発電機10の回転子の駆動回転に寄与した後、冷却塔12で冷却され、冷却塔12で冷媒として使用された水とともに、冷却排水として排出され、希釈水ピット14に貯留される。希釈水ピット14には、揚水ポンプ16で汲み上げられた補給水も貯留される。この希釈水ピット14内に貯留され地熱熱水よりもシリカ等の析出成分含有量の少ない希釈水を、スタティックミキサー4に供給し熱水と混合させて熱水-希釈水混合体を得、これを圧力調整弁5を介して還元井へと送る。

請求項（抜粋）：

地熱熱水を地中へと還元する方法であって、前記地熱熱水を該地熱熱水よりも析出成分含有量の少ない希釈水と混合して熱水-希釈水混合体を得、該熱水-希釈水混合体を還元井から地中へと送出することを特徴とする、地熱熱水の地中への還元方法。

IPC (3件)：

F03G 4/00 541 ,  F03G 4/00 551 ,  C02F 1/00

FI (3件)：

F03G 4/00 541 ,  F03G 4/00 551 ,  C02F 1/00 W

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 地熱流体輸送管内への注水方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-160060   出願人：日本重化学工業株式会社
• 特開昭63-266175