特許
J-GLOBAL ID:200903031449969012

ボイラ付き焼却プラントにおける燃焼制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-106702
公開番号(公開出願番号):特開平11-294741
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 ボイラ出口圧力及び蒸気流量を安定化して、発電量の安定化/効率化を図る。【解決手段】 ボイラ出口でのボイラ圧力プロセス値Ppv(t)を周期的に測定し、該圧力プロセス値と圧力設定値Psv(t)との偏差に応じて、該圧力設定値を補正して補正済圧力設定値Psv(t)′を得る。この補正済圧力設定値を圧力設定値の代わりにボイラ圧力調節計2に供給し、それに基づいてボイラ圧力調節計は、給塵機の回転数等の操作量K(t)を調節するための出力を発生して、焼却炉への燃料の供給量を調節する。設定値の補正は、ボイラ出口におけるボイラの圧力設定値を入力とし、かつ圧力プロセス値を出力として予め作成されたARXモデル等のモデルに基づいて、モデル予測制御を行うことにより、圧力設定値を補正することにより、実行される。補正済圧力設定値と測定により得られた圧力プロセス値とを用いてモデルの係数を補正すれば、より適切な制御ができる。
請求項(抜粋):
ボイラ付き焼却プラントにおける燃焼制御方法において、ボイラ出口におけるボイラの圧力プロセス値を周期的に測定するステップと、測定により得られた圧力プロセス値と圧力設定値との偏差に応じて圧力設定値を補正することにより、補正済圧力設定値を得る設定値補正ステップと、得られた補正済圧力設定値を圧力設定値の代わりにボイラ圧力調節計に供給するステップと、ボイラ圧力調節計の出力に基づいて、焼却炉への燃料の供給量を調節する燃料調節ステップとを含むことを特徴とする燃焼制御方法。

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