特許
J-GLOBAL ID:200903031473668805

ステンレス鋼管内面の被膜形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-080424
公開番号(公開出願番号):特開平11-256308
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】長尺ステンレス鋼管内面に不動態被膜を形成する方法において、高温で不動態被膜を形成し、かつ強制冷却する工程を簡易な手段を用いて連続化することにより作業効率の著しい向上と高性能の均一な被膜の形成を図る。【解決手段】 ステンレス鋼管内面に不動態被膜を形成する方法において、鋼管を長手方向に加熱炉に挿入して該炉内を前進させながら昇温加熱、均熱、降温冷却し、均熱部において被膜形成を行うようにし、その際、鋼管の後端に装着した可撓性ガス管から鋼管内面に露点-55°C〜-70°Cに制御されたH2ガスまたはH2+Ar混合の被膜形成処理ガスを供給し、均熱温度を700〜1100°CとしてCr酸化物を主体とする不動態膜を形成する。
請求項(抜粋):
ステンレス鋼管内面に不動態被膜を形成する方法において、鋼管を長手方向に加熱炉に挿入して該炉内を前進させながら昇温加熱、均熱、降温冷却し、均熱部において被膜形成を行うようにし、その際、鋼管の後端に装着した可撓性ガス管から鋼管内面に被膜形成処理ガスを供給し、鋼管の端部が該炉の挿入側の一定の位置まで前進したときに該ガス管を外して、鋼管の後端部と該炉内に挿入する次の鋼管の先端部とを鋼管内部を塞ぐことがないようにジョイント部材で接続し、該次の鋼管に装着したガス管から該次の鋼管内部に被膜形成処理ガスを再度供給し、この一連の操作を繰り返すことにより複数の鋼管を連続的に繋げて加熱炉に挿入しながら繋がった複数の鋼管内面に被膜形成処理ガスを流通させ、炉の排出口に達した鋼管の先端から該処理ガスを排出するようにして、炉内に連続挿入される鋼管内面に不動態被膜を形成することを特徴とするステンレス鋼管内面の被膜形成方法。
IPC (5件):
C23C 8/18 ,  C21D 1/76 ,  H01L 21/31 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
FI (6件):
C23C 8/18 ,  C21D 1/76 F ,  C21D 1/76 G ,  H01L 21/31 E ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/44

前のページに戻る