特許
J-GLOBAL ID:200903031483979191

魚釣用スピニングリール

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286110
公開番号(公開出願番号):特開平11-103733
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 スプールに巻回された釣糸の最前端部における糸崩れの際先端の釣糸が環状で崩れても、環状釣糸が乗り越ないので、仕掛け投擲時の釣糸に崩れた釣糸が絡み付くことを防止できる。【解決手段】 スプール3がオシレートストロークの最後端に位置するときにスプールに巻回される釣糸4の前端部が位置するスプール外周面とスプールの後方側に設けられたフランジの外周面との間の距離をtとし、釣糸の前端部におけるスプール直径をDとし、Dに加える定数t’をt/2≦t’となるようにし、スプール直径Dの一方側端部を位置Oとし、位置Oを中心としてD+t’の仮想直線の先端部が円弧状の仮想軌跡VLを描いたとき、スプールの釣糸巻回胴部31の前端31aが前記仮想軌跡の外側に位置するように構成する。
請求項(抜粋):
リール本体に回転可能に装着されたロータと、リール本体にスプール軸を介して支持され、手動ハンドルの操作によるロータの回転で釣糸が巻回されるスプールと、前記スプール軸の後部に摺動子を取付け、該摺動子を有するオシレート機構によってハンドルの回転を前後動に変換して前記スプールを前後動させると共に、アームレバーとこれに対向配置した保持部材とからなるラインローラ支持部材を介してロータに取付けられ、釣糸の巻取操作時に釣糸をスプールに平行巻取案内するラインローラとを備えた魚釣用スピニングリールにおいて、スプールに巻回される釣糸が位置するスプール外周面とスプールの後方側に設けられたフランジの外周面との間の距離をtとし、前記スプールがオシレートストロークの最後端に位置するときに、前記ラインローラによって案内される釣糸の前端部におけるスプール直径をDとし、前記Dに加える定数t’をt/2≦t’となるようにし、前記スプール直径Dの一方側端部を位置Oとし、前記位置Oを中心としてD+t’の仮想直線の先端部が円弧状の仮想軌跡を描いたとき、スプールの釣糸巻回胴部の前端が前記仮想軌跡の外側に位置するように延出されていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-038582
  • 特開昭53-038582

前のページに戻る