特許
J-GLOBAL ID:200903031484999366
インクジェットプリンタ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-284528
公開番号(公開出願番号):特開2005-053020
出願日: 2003年07月31日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】ロール状に収容された印刷媒体に画像を形成して切断した後、当該印刷媒体を巻き戻す場合に、フラッシング時にインクを受ける搬送ベルトのインク受け領域に印刷媒体の先端が落ち込むことにより印刷媒体がインクで汚れることを防ぎ、さらに印刷媒体の搬送ベルトからの浮き上がりによって印刷媒体がインクジェットヘッドに接触することを好適に防止すること。【解決手段】 印刷終了後にロール紙Pを巻き戻す前に、インク受け溝35にロール紙Pの先端が位置するか否かを判別して、位置する場合にはロール紙Pを再度送り出した後切断して巻き戻す。また、印刷開始前に予めインク受け溝35にロール紙Pの先端が位置するか否かを判別して、位置する場合にはロール紙Pを給紙するタイミングを調整する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
印刷媒体上にインクを吐出して画像を形成するためのインクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタにおいて、
前記印刷媒体をロール状に収容する収容部と、
粘着力により前記印刷媒体が密着可能な無端ループ状の外周面を有し、前記収容部から当該インクジェットヘッドへ向かう媒体供給方向を横切る方向に延びるように当該外周面に設けられ、インク予備吐出時のインクを受けるインク受け溝を1または複数有する搬送ベルトと、
前記印刷媒体を前記搬送ベルトにより前記媒体供給方向及び当該媒体供給方向とは反対方向へ搬送するために当該搬送ベルトを移動させる搬送機構と、
前記媒体供給方向において前記インクジェットヘッドの上流側に設けられ、前記印刷媒体が前記媒体供給方向に搬送される際に前記印刷媒体を前記搬送ベルトに密着させる第1密着機構と、
前記インク受け溝に対して所定位置に決められた前記搬送ベルト上の原点を検出するために、前記搬送ベルトの前記外周面と対向する位置に設けられた原点検出センサと、
前記搬送ベルトの配置位置から離間して配設され、前記印刷媒体を切断する切断機構と、
前記印刷媒体において前記画像が形成された領域よりも前記媒体供給方向上流側の第1切断位置が前記切断機構による切断が実行される位置に位置した状態において当該印刷媒体を切断するように前記搬送機構及び前記切断機構を制御する第1切断制御手段と、
前記切断された印刷媒体のうち、前記第1切断位置に対して前記収容部側にあたる収容部側媒体を前記媒体供給方向とは反対方向に搬送する巻き戻し動作を行うように前記搬送機構を制御する巻き戻し制御手段と、
前記巻き戻し動作を行う前に、当該収容部側媒体の前記第1切断位置が当該巻き戻し動作が進行していく際に前記搬送ベルトの前記インク受け溝を含む所定領域に位置するか否かを前記原点検出センサの検出結果に基づいて判断する判断手段と、
前記判断手段により前記収容部側媒体の前記第1切断位置が前記所定領域に位置すると判断された場合には、当該収容部側媒体を前記第1切断位置において切断された位置からさらに前記媒体供給方向下流方向に搬送した後、前記切断機構により当該収容部側媒体を切断する第2切断動作を行うように前記搬送機構及び前記切断機構を制御する第2切断制御手段とを備え、
前記巻き戻し制御手段は、前記判断手段により前記収容部側媒体の前記第1切断位置が前記所定領域に位置しないと判断された場合、または前記第2切断動作が行われた後に、前記巻き戻し動作を行うように前記搬送機構を制御することを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (2件):
FI (2件):
B41J11/70
, B41J3/04 101Z
Fターム (17件):
2C056EA16
, 2C056EB12
, 2C056EB36
, 2C056EC12
, 2C056EC34
, 2C056FA13
, 2C056HA29
, 2C058AB15
, 2C058AC07
, 2C058AE04
, 2C058AF27
, 2C058AF51
, 2C058GB20
, 2C058LA03
, 2C058LA23
, 2C058LC02
, 2C058LC22
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
インクジェット記録装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-106956
出願人:セイコーインスツルメンツ株式会社
-
ラベルプリンタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-296863
出願人:キヤノンアプテックス株式会社
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