特許
J-GLOBAL ID:200903031497798726

保香性包装材および容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-141766
公開番号(公開出願番号):特開平8-332701
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 食品、化粧品などの香気性を損なうことなく、優れた保香性でこれら香気性内容物を保存することができる保香性包装材および容器を提供する。【構成】 本発明に係る保香性包装材および容器は、少なくとも一層が、クレームに示された特定の環状オレフィン系樹脂[A]層からなる積層体から形成されている。環状オレフィン系樹脂[A]は、エチレン・環状オレフィンランダム共重合体[A-1] 、環状オレフィンの開環(共)重合体または共重合体、[A-2]、開環(共)重合体の水素化物[A-3] およびこれら[A-1] 、[A-2] 、[A-3] のグラフト変性物から選ばれる。上記の環状オレフィン系樹脂[A]層は、保香性包装材および容器の最内層であってもよい。また包装材および容器は、最外層としてα-オレフィン(共)重合体層またはガスバリヤ性樹脂層を有することが好ましい。保香性包装材はヒーシール層を有していてもよい。
請求項(抜粋):
少なくとも一層が、下記の[A-1] 、[A-2] 、[A-3] および[A-4] から選ばれる環状オレフィン系樹脂[A]層からなる積層体から形成された保香性包装材および容器;[A-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体;【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子またはハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環は二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または正の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 またはR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)、[A-2] 上記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[A-3] 上記開環重合体または共重合体[A-2]の水素化物 、および[A-4] 上記[A-1] 、[A-2] または[A-3] のグラフト変性物。
IPC (9件):
B32B 27/32 ,  A23L 3/00 101 ,  B65D 81/24 ,  B65D 85/00 ,  C08F210/02 MJR ,  C08F210/14 MJS ,  C08F255/00 MQG ,  C08F283/14 MQW ,  C08G 61/08 NLG
FI (9件):
B32B 27/32 Z ,  A23L 3/00 101 A ,  B65D 81/24 ,  B65D 85/00 ,  C08F210/02 MJR ,  C08F210/14 MJS ,  C08F255/00 MQG ,  C08F283/14 MQW ,  C08G 61/08 NLG

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