特許
J-GLOBAL ID:200903031498229458

自動変速機のピストンリターンスプリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125387
公開番号(公開出願番号):特開平10-318286
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ハブをリテーナとして使用することでハブとピストンの間にリターンスプリングを介装した自動変速機のピストンリターンスプリング装置において、ハブをプレス成形ハブとしながら径方向の倒れを防止すると共に、径方向の倒れ防止のために用いるプレートの材料歩留りの向上を図ることこと。【解決手段】 リテーナとして使用するハブを、板材をプレス成形することで製造されるプレス成形ハブ52とし、リターンスプリング55を構成する複数のコイルスプリングのそれぞれを、4枚のプレートを環状に配列することで円環となす分割プレート56に対し、カシメにより一体化し、リターンスプリング55を一体化した分割プレート56を、プレス成形ハブ52の内面52cを軸方向支持面として支持することで、プレス成形ハブ52とピストン54の間にリターンスプリング55を介装した。
請求項(抜粋):
ハブとドラムの間に介装される多数のクラッチプレートと、該クラッチプレートの一端側に設けられ作動油の供給によりクラッチプレートを締結させるピストンと、該ピストンに対しクラッチ解放方向の付勢力を与えるリターンスプリングと、を備えた自動変速機のピストンリターンスプリング装置において、前記ハブを、板材をプレス成形することで製造されるプレス成形ハブとし、前記リターンスプリングを構成する複数のコイルスプリングのそれぞれを、複数のプレートを環状に配列することで円環となす分割プレートに対し、カシメにより一体化し、前記リターンスプリングを一体化した分割プレートを、プレス成形ハブの内面を軸方向支持面として支持することで、プレス成形ハブとピストンの間にリターンスプリングを介装したことを特徴とする自動変速機のピストンリターンスプリング装置。

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