特許
J-GLOBAL ID:200903031500539273

ブローバイガス還元装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-279392
公開番号(公開出願番号):特開2000-008828
出願日: 1998年09月14日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 オイル分の分離、回収効率に優れてオイル分の吸気管壁への付着を防止でき、小型かつ構成が簡単なブローバイガス還元装置を提供する。【解決手段】 エンジンのスロットルバルブS下流側の吸気管2とクランクケース1を連通するブローバイガス通路3の一端を、クランクケース1内に延出し、延出部31の途中に気液分離器5を、その上流にPCVバルブ4を一体に設ける。PCVバルブ4の上部ハウジング41内は、気液分離器5の旋回流路となしてあり、らせん状の旋回プレート46によってPCVバルブ4を通過した高速のブローバイガスに旋回流を発生させる。この旋回流の遠心分離作用でブローバイガス中のオイル分を効率よく分離することができる。旋回流路の下流端部47は大径のオイルスプレッダ室52に突出開口しており、下流端部47に達したオイル分を旋回流の剪断作用でオイルスプレッダ室52の内壁方向に飛散させ、オイル分の回収効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
エンジンのスロットルバルブ下流側の吸気管とクランクケースあるいはヘッドカバーとを連通させてブローバイガス通路を形成し、該ブローバイガス通路の途中に、上記吸気管に還流するブローバイガス流量を制御するための流量制御弁を設けたブローバイガス還元装置において、上記流量制御弁の下流側にブローバイガス中のオイル分を分離回収する気液分離器を配設し、上記気液分離器を、導入されるブローバイガスのオイル分を旋回流の遠心分離作用で分離する旋回流路と、該旋回流路の下流側に設けた拡径部内に上記旋回流路の下流端部を突出開口させてなり、上記旋回流路より流出するオイル分を上記下流端部における旋回流の剪断作用で飛散させるオイルスプレッダ室とを有する構成としたことを特徴とするブローバイガス還元装置。
IPC (2件):
F01M 13/04 ,  F01M 13/00
FI (4件):
F01M 13/04 F ,  F01M 13/00 F ,  F01M 13/00 J ,  F01M 13/00 H
Fターム (19件):
3G015AA05 ,  3G015BD13 ,  3G015BD24 ,  3G015BD25 ,  3G015BD30 ,  3G015BD35 ,  3G015BE03 ,  3G015BE11 ,  3G015BE12 ,  3G015BE15 ,  3G015BF05 ,  3G015BF08 ,  3G015CA05 ,  3G015CA06 ,  3G015DA01 ,  3G015DA02 ,  3G015DA10 ,  3G015EA26 ,  3G015EA27

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