特許
J-GLOBAL ID:200903031505267832

電子消音システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209959
公開番号(公開出願番号):特開平6-059687
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 ダクト下流側からの騒音が大きくなった場合でも、消音効果を保ちながら系の安定性を維持することができる電子消音システムを得る。【構成】 ダクト下流側に2個のセンサマイク39,40を設け、この2個のセンサマイク39,40の出力から、上流側からの騒音と下流側からの騒音を検出し、下流側からの騒音の方が大きい場合にはスピーカ16の制御手段18のフィルタ係数の更新を停止する。
請求項(抜粋):
ダクト内を伝搬する騒音を検出する第1のセンサマイクと、第1のセンサマイクより下流側に設けられ、ダクト内を伝搬する騒音を検出する第2のセンサマイクと、第2のセンサマイクより下流側に設けられ、ダクト内を伝搬する騒音を検出する第3のセンサマイクと、第1と第2のセンサマイク間に設けられ、ダクト内に騒音と同音圧で逆位相の音波を発生するスピーカと、第3のセンサマイクの出力を第2のセンサマイクとの距離分だけ遅延させる第1の遅延回路と、第2のセンサマイクの出力を第3のセンサマイクとの距離分だけ遅延させる第2の遅延回路と、第2のセンサマイクの出力と第1の遅延回路の出力の差を求め、上流側からの騒音を検出する第1の差動回路と、第3のセンサマイクの出力と第2の遅延回路の出力の差を求め、下流側からの騒音を検出する第2の差動回路と、第1のセンサマイクの出力と各差動回路の出力を入力され、第1の差動回路の出力が最小となるようにフィルタ係数を定め、これに応じてスピーカを制御する制御手段と、第2の差動回路の出力が第1の差動回路の出力より大きくなった場合にはフィルタ係数の更新を停止する手段を備えたことを特徴とする電子消音システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-070200
  • 特開平4-034598

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