特許
J-GLOBAL ID:200903031513678884

トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-145078
公開番号(公開出願番号):特開2000-337976
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】分解や組み立てが容易で、トルク検出精度の低下を防止でき、製造コストを低減できるトルクセンサを提供する。【解決手段】第1、第2シャフト71、72の弾性的な相対回転量に応じて軸方向移動する移動体80は、弾性変形による弾力を作用させることで第1転動ボール91を転動可能に保持する合成樹脂製第1ボール保持部81と、第2転動ボール92を転動可能に保持する合成樹脂製第2ボール保持部82とを有する。第1シャフト71の外周側に形成された第1案内溝93に、第1転動ボール91は両シャフト71、72の軸方向に沿って案内されるように転動可能に嵌め合わされ、第2シャフト72の外周側に形成された第2案内溝94に、第2転動ボール92は両シャフト71、72の軸まわりの螺旋方向に沿って案内されるように転動可能に嵌め合わされる。移動体80の軸方向移動距離に対応するトルク信号を出力する。
請求項(抜粋):
第1シャフトと、その第1シャフトに弾性的に同軸中心に相対回転可能に連結される第2シャフトと、その第1シャフトに軸方向移動可能に連結される移動体と、両シャフトの相対回転量が移動体の軸方向移動距離に対応するように、両シャフトの相対回転を移動体の軸方向移動に変換する運動変換機構と、その移動体の軸方向移動距離に対応するトルク信号を出力する手段とを備えるトルクセンサにおいて、その運動変換機構は、第1転動ボールと、第2転動ボールと、その第1シャフト側に形成された第1案内溝と、その第2シャフト側に形成された第2案内溝とを有し、その移動体は、その第1転動ボールの外周一部に接する弾性変形可能な合成樹脂製の第1ボール保持部と、その第2転動ボールの外周一部に接する弾性変形可能な合成樹脂製の第2ボール保持部とを有し、各ボール保持部が各転動ボールに弾性変形による弾力を作用させることで、各転動ボールは各ボール保持部により転動可能に保持され、その第1転動ボールは前記第1案内溝に、前記両シャフトの軸方向に沿って案内されるように転動可能に嵌め合わされ、その第2転動ボールは前記第2案内溝に、前記両シャフトの軸まわりの螺旋方向に沿って案内されるように転動可能に嵌め合わされていることを特徴とするトルクセンサ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 転がり軸受用保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-338861   出願人:エヌティエヌ株式会社

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