特許
J-GLOBAL ID:200903031519723636

窒素酸化物除去用触媒とその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-062531
公開番号(公開出願番号):特開平8-257400
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 簡単な調製法で粘土層の隙間にTiO2粒子が50wt%以上存在した多孔質担体を作り、その細孔表面に高活性な金属成分を高分散担持して、熱的に安定でかつNOxの除去率を高めた脱硝触媒を得ること。【構成】 水に分散したTiO2と層間構造をもつスメクタイト系粘土鉱物を重量配合比TiO2/(TiO2+粘土)×100=50〜99.5wt%で、粘性ペーストとし、せん断をかけながら混練した後、乾燥固化し、水洗処理を行い、その後バナジウムを担持することにより、脱硝触媒を得る。予め粘土鉱物と50wt%以上のTiO2原料を混ぜることが重要である。本発明の方法(図1(b))では粘土層によりTiO2粒子同士が隔離されてTiO2粒子のシンタリングを防ぐことができ、粘土層間にTiO2粒子を挿入した従来のインターカレーション法(図1(a))と比べて、ほぼ同等のTiO2粒子の耐熱性が得られる。
請求項(抜粋):
排ガスに含まれる窒素酸化物を、アンモニアの存在下で還元処理する窒素酸化物除去用触媒であって、酸化チタン(TiO2)と層状構造を持つ粘土鉱物で形成される細孔にバナジウムが担持されており、該触媒中のTiO2含有量(TiO2/(TiO2+粘土鉱物)×100)が重量%で50以上99.5以下の範囲にあることを特徴とする窒素酸化物除去用触媒。
IPC (3件):
B01J 21/16 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94
FI (3件):
B01J 21/16 ZAB A ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 102 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭52-126690
  • 特開昭53-093193
  • 特開昭52-126690
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