特許
J-GLOBAL ID:200903031520044718

回転伝動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205046
公開番号(公開出願番号):特開平10-047367
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 低速回転から高速回転に拘わらず常に安定して動力を伝達することのできる回転伝動機構を提供する。【解決手段】 ケース1とシャフト3との間に回転差が生ずると、各ローラがケース1と一体に回転する一方の各プレッシャープレート5と、シャフト3と一体に回転する他方の各プレッシャープレート6にそれぞれ接触しながら転動するとともに、プレッシャーロータ9が粘性流体6内を回転し、粘性流体6の圧力によってピストンディスク4が各ローラ7側に押圧される。これにより、各ローラ7と各プレッシャープレート5,6との間にピストンディスク4の押圧力に応じた摩擦力が発生し、これが抵抗となって動力が伝達される。その際、各ローラは転動しながら滑り摩擦を発生させるので、静摩擦は発生せずに常に動摩擦による安定した摩擦力が得られる。
請求項(抜粋):
互いに同軸状に配置された一対の回転体と、一方の回転体に軸方向に移動自在に係合され、一方の回転体と一体に回転する可動部材と、一方の回転体の一端側と可動部材一端側との間に各回転体の周方向に間隔をおいて転動自在に配置され、各回転体が互いに回転差を生ずると、一方の回転体と一体に回転する面と他方の回転体と一体に回転する面にそれぞれ接触しながら転動する複数のローラと、各ローラをその転動軸が各回転体の回転軸を含む平面に対して所定の角度をなすように傾斜させて保持するローラ保持体と、可動部材を各ローラ側に押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とする回転伝動機構。
IPC (3件):
F16D 3/80 ,  B60K 17/34 ,  F16D 43/04
FI (3件):
F16D 3/80 ,  B60K 17/34 B ,  F16D 43/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 回転摩擦装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-210179   出願人:三村建治

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