特許
J-GLOBAL ID:200903031520234428

車両用制振補強構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 圭司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-351419
公開番号(公開出願番号):特開平6-170997
出願日: 1992年12月08日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】車両の振動し易く堅牢性の低い広面積基板上に広い温度領域にわたり優れた制振性と高い剛性を付与する。【構成】発泡性熱硬化樹脂シートよりなるスペーサー層、制振材シート層および拘束材シート層の三層より構成され、これらのシートおよび振動基板の接触面が加熱により融着一体化するとともに発泡する。スペーサー層はメタアクリル系樹脂、エポキシ樹脂用硬化剤、発泡剤、界面活性剤から構成され、制振材シート層はブチルゴムにポリブテン等の粘着付与剤に添加して形成され、拘束材シートは脂肪族炭化水素樹脂シート、熱硬化性可塑物シートまたは金属シートである。
請求項(抜粋):
車両における振動基板上に積層される発泡性熱硬化樹脂シートよりなるスペーサー層(I)と該スペーサー層上に積層される制振材シート層(II)および該制振材層上に積層される拘束材シート層(III)の三層より構成されるものであって、スペーサー層(I)が発泡することを特徴とする車両用制振補強構造体において、?@スペーサー層(I)が、(A)1分子中に1個以上のエポキシ基を含む液状エポキシ樹脂100重量部当たり、(B)平均粒子径が300μm以下のメタアクリル系樹脂10〜200重量部、(C)エポキシ樹脂用硬化剤0.5〜20重量部、(D)分解ガス発生温度が100〜220°Cの発泡剤0.5〜20重量部および(E)界面活性剤0.05〜5重量部からなり、前記発泡剤(D)の分解ガス発生温度以下で加熱することによりセミゲル化されたシートであり、?A制振材シート層(II)がブチルゴム100重量部に対して、20°Cにおける粘度が103〜105cpsの粘着付与剤を10〜100重量部を少なくとも添加してなることを特徴とする車両用制振補強構造体。
IPC (4件):
B32B 5/18 ,  B32B 25/18 ,  B32B 27/38 ,  B62D 29/04

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