特許
J-GLOBAL ID:200903031523712584
酸素17標識化合物の核磁気共鳴信号観測方法および測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082646
公開番号(公開出願番号):特開平9-274071
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 酸素17と化学結合を有する水素、炭素13、りん31を観測核とし、酸素17との分極移動を経由する観測核のNMR信号の検出期間中に酸素17をデカップリングすることにより、観測核のNMRスペクトルを先鋭化し、信号対雑音比を向上し、測定時間を短縮する。【解決手段】 酸素17と観測核とを同時に磁気励起可能なNMR分光計および検出器と、酸素17との分極移動を経由する観測核のNMR信号を観測可能なパルス系列を用い、検出期間中に酸素17をデカップリングする。
請求項(抜粋):
天然存在比よりも高い濃度で酸素17標識した酸素17含有化合物の酸素17核磁気共鳴信号の観測方法において、酸素17との化学結合を有するりん31を信号検出の対象とし、酸素17との分極移動を経由するりん31の核磁気共鳴信号の受信期間中に、デカップリングパルスを照射し続け、酸素17を定常的に磁気共鳴した状態に保持することを特徴とする酸素17標識化合物のりん31の核磁気共鳴信号観測法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 24/08 510 Q
, G01N 24/12 510 G
前のページに戻る