特許
J-GLOBAL ID:200903031526670742

結像光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-028622
公開番号(公開出願番号):特開2000-227554
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 少ない反射回数の反射面を用いて光路を折り畳むことにより小型化、薄型化された高性能な結像光学系。【解決手段】 プリズム部材10が第1入射面11と第1乃至第4反射面12〜15と第1射出面16とを有し、第1入射面11と第2反射面13とが1つの面で兼用され、第1入射面11と第1反射面12と第2反射面13とによって折り返し光路を形成し、第3反射面に入射する光路と第4反射面からの反射光路とが交差光路を形成し、第1反射面12と第2反射面13の少なくとも一方、及び、第3反射面14と第4反射面15の少なくとも一方が光束にパワーを与え、偏心によって発生する収差を補正する回転非対称な曲面形状を有し、第1入射面11の入射側に絞り2が配置されており、諸条件を満足する。
請求項(抜粋):
物体像を形成する全体として正の屈折力を有する結像光学系において、前記結像光学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n>1)媒質で形成されたプリズム部材を有し、前記プリズム部材が、物体側から、少なくとも、プリズム内に光束を入射させる第1入射面と、前記プリズム内で光束を反射する第1乃至第4反射面と、前記プリズム外に光束を射出する第1射出面とを有し、前記第1入射面と前記第2反射面とが全反射作用によって透過作用と反射作用とを1つの面で兼用するように構成されていると共に、前記第1入射面と前記第1反射面と前記第2反射面とによって折り返し光路を形成し、前記第3反射面と前記第4反射面と前記第1射出面とが、三角形状の光路に沿って光束を回転させ、かつ、前記第3反射面に入射する光路と前記第4反射面から前記第1射出面に導かれる光路とによって交差光路が形成されるように配置され、前記第1反射面と前記第2反射面との少なくとも一方の面が、光束にパワーを与える曲面形状を有し、前記曲面形状が偏心によって発生する収差を補正する回転非対称な面形状にて構成され、かつ、前記第3反射面と前記第4反射面との少なくとも一方の面が、光束にパワーを与える曲面形状を有し、前記曲面形状が偏心によって発生する収差を補正する回転非対称な面形状にて構成され、前記第1反射面と前記第4反射面との間の光路中に中間像面を形成するように構成され、前記第1入射面の入射側に絞りが配置され、前記絞りから前記第1入射面までの軸上間隔をERとし、全光学系の偏心方向がY軸方向で、軸上主光線と平行な面をY-Z面とし、そのY-Z面と直交する方向をX方向とするとき、全光学系のY方向の焦点距離をFyとすると、 ER/Fy≦2.0 ・・・(1)の関係を満足し、かつ、以下の?@〜?Hの9つの条件中の少なくとも1つの条件を満足するように構成されていることを特徴とする結像光学系: 0.1<Px1-1 /|Px|<3 ・・・?@ -0.5<Py1-1 /|Py|<3 ・・・?A -2<Px1-2 /|Px|<1 ・・・?B -1<Py1-2 /|Py|<1 ・・・?C -0.5<Px2-1 /|Px|<1.5 ・・・?D -0.5<Py2-1 /|Py|<1.5 ・・・?E -1<Px2-2 /|Px|<1.5 ・・・?F -1<Py2-2 /|Py|<1.5 ・・・?G -1<Px2 /Py2 <5 ・・・?Hただし、全光学系のX方向のパワーをPx、Y方向のパワーをPy、第1反射面、第2反射面、第3反射面、第4反射面のX方向のパワーをそれぞれPx1-1 、Px1-2 、Px2-1 、Px2-2 、Y方向のパワーをそれぞれPy1-1 、Py1-2、Py2-1 、Py2-2 とし、(Px2-1 +Px2-2 )/(Py2-1 +Py2-2 )をPx2 /Py2 とする。
Fターム (13件):
2H087KA03 ,  2H087KA08 ,  2H087KA10 ,  2H087KA14 ,  2H087KA18 ,  2H087NA02 ,  2H087RA01 ,  2H087RA34 ,  2H087RA41 ,  2H087RA43 ,  2H087TA01 ,  2H087TA02 ,  2H087TA06

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