特許
J-GLOBAL ID:200903031527533196

地盤に対するグラウト材の注入工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 真一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019214
公開番号(公開出願番号):特開平6-212621
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】[目的] 埋設鋼管による地下構造物上の地盤にグラウト材を注入するに当たり、鋼管とは別の細管を後加工として圧入埋設することなく、工期,工費を低減させる。[構成] 既設建物等の下側の地盤に構築した地下構造物の天井部位の鋼管1の側部に沿う雌継手2aの上面に周面に多数の通孔3aを持つさや管3を取付け、このさや管3の中に、先頭部に多数の通孔4aを備えると共に所定の位置に拡縮可能な密封リング5を装着した注入パイプ4を挿入し、先ず注入パイプ4の先頭部を点線のようにさや管3の先頭部内に位置させ、密封リング5をふくらませてこれを保持し、その状態で注入パイプ4にグラウト材を圧送し、通孔4a,3aから地盤の空隙に充填し、次いで、注入パイプ4を一定長さ後退させて実線のように第2区分におき、同様にしてグラウト材を周辺地盤の空隙に充填し、この操作を反覆してさや管全長にわたり行う。
請求項(抜粋):
既設建物又は道路等の下側の地盤中に、複数の鋼管を側部に設けた継手部材を相互に係合させ圧入埋設して地下構造物を構築し、該地下構造物上の地盤にグラウト材を注入する工法において、上記地下構造物の天井部位の各鋼管の継手部材に周面に多数の通孔を有するさや管を取付け、該さや管中に、先頭部に多数の通孔を備えると共に先頭部所定の位置に拡縮可能な密封リングを装着した注入パイプを挿入し、さや管の先頭部内を第1区分として一定区分ごとに上記注入パイプの先頭部を順次に位置させ、これを密封リングで保持し、保持後において注入パイプにグラウト材を送り、注入パイプ及びさや管の通孔を通じ地盤中に充填するようにしたことを特徴とする地盤に対するグラウト材の注入工法。
IPC (2件):
E02D 3/12 101 ,  E21D 9/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-124740
  • 特開昭61-257343
  • バンプストツパ-
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203276   出願人:日本メクトロン株式会社

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